駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

正月気分が抜けた

2025年01月16日 | 爺の呟き
        

 松の内は地方によって異なり早いところは七日長くても十五日までとしたものだ。昔の人は偉い、二十一世紀でも十五日を過ぎると正月気分が抜け新年の感じがなくなる。
 もうすぐ大寒、一年で一番寒い時期だ。チョッキを着て手袋をして朝家を出る。子供の頃は氷を踏んで登校したが、この頃は温暖化の影響か氷は張っていない。子供は風の子で氷は楽しかったが、高齢者は滑るので氷は苦手になった。
 政治経済とひとまとめに扱われる。早稲田には政経学部がある。しかし最近は政治と経済は別物と感じるようになった。政治にはそれが争いの元になるのだが平和や倫理道徳といった価値観があり問答有用だが、経済では損得が最優先の基準で、弱肉強食問答無用になる。両者の関係では政治が経済を調整制御するのが難しくても穏当で経済が政治を左右するようになると混乱格差拡大に陥ると観測している。アメリカが儲かること最優先のトランプがカオス大王と不安がられる由縁だろう。
コメント
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