鶴沢寛也の写真を見た(考える人。2009年夏号)。写真がどれくらい真実を伝えるか知らない。しかし、この人は美しい。凛と張り、そこはかとなく気品が漂い、指先まで美しい。撮影は広瀬達郎、この写真家も覚えておかねばなるまい。
女流義太夫とある。明治の昔、学生が熱狂した娘義太夫、どんなものか皆目見当も付かないが、鶴沢寛也を見れば熱狂も肯なるかなと感じる。
本物を見てみたい気もするし、恐い気もする。
女流義太夫とある。明治の昔、学生が熱狂した娘義太夫、どんなものか皆目見当も付かないが、鶴沢寛也を見れば熱狂も肯なるかなと感じる。
本物を見てみたい気もするし、恐い気もする。