駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

鍵を握る人 与謝野と菅

2009年07月29日 | 人物、男
 野党の人達はわかっているだろうか。今の自民党の鍵を握る人、それは与謝野と菅、文字通り麻生内閣を支えた二人だ。この二人が一番手強い。
 与謝野さんはついこの間までさして恐くなかったのだが、都議選の惨敗で知性に情念の火が着いてしまった。一匹狼が信義に目覚めてしまったのだ。
 菅、どうしてこの人がこんなに力を持っているのか不思議だ。麻生さんが頼りにしているからだろうか。それもあるかもしれないが、人類の政治史を辿れば政争になると出てくる同列の人達が居るのだ。状況が呼んだ黒っぽい人のように思う。政治家だから中傷誹謗にならないと思うが、強い(悪い)人だ。敵と見れば手段を選ばず、我に利ありと見れば時を選ばず、そして自らの非を認めない。古賀さんの上を行っている。
 なかなか野党にこの二人に対抗できる強い(悪い)人は居ないような気がする。政権交代を望む私は、野党にこの二人に注意するように申し上げたい。どのようにすればよいかは、町医者に名案はないが、インターネットや衛星放送が迎合軟弱巨大マスコミを凌ぐ伝達力を発揮し、有権者が自分の頭でじっくり考えるようになることが、平凡ながら私の処方箋だ。
 もし野党に政権担当能力があるなら、この手強い二人を打ち破る能力(力)を持たなければならない。力は好むと好まざるに関わらず、政治の要諦の一つだからだ。
 
コメント
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