評判のイタリアレストランに行く機会があった。手ごろな値段で、非日常の旨さ、星一つは確実、値段を考慮すれば二つあげてもよい。
家内が言うには、「この頃は白い食器が殆どね」。確かにどこのレストランも白い食器が圧倒的だ。和風の店でさえ白が増えた気がする。その方が、料理の色彩が映えるのだろうか。まあ、組み合わせを考える手間や用意する食器の数を減らせるかもしれない。尤も、色の単調さを補うためか、形はかなり凝ったものが増えた。
多分、シェフは何千枚もの食器が用意できれば、白でない食器も使いますよと言いそうな気がする。キャンバスは白いものというのは先入主で、白くないキャンバスも味があるものだ。