駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

重なると思わぬ山や谷が

2019年10月11日 | 身辺記

      


 今朝は全天を厚い雲が覆っている。雨はないが僅かに風が吹いている。台風十九号が近づいているのを感じる。秋台風だから東にずれると予想するのだが、最近は昔の常識が通用しないので万全の対策が必要だ。私は関東を直撃すると見ている。小池森田で大丈夫だろうか。

 昨日は台風接近連休前で、患者さんがこの時期としては異例の105名とものすごくたくさん受診された。午前来たが混んでいたので午後に回られた患者さんも居たようだ。患者さんが多いのはありがたいのだが、何せ看護師が一人欠員状態なので、効率よく回らず人が居ないじゃないかと随分手厳しいご指摘もあった。私はへとへとになりながら申し訳ありませんと凌いだのだが、受付の女性達は結構神経が太く、苦情にめげず笑顔で応対してくれたので有難かった。

 終診後カルテの片づけを手伝おうとしたら、疲れている先生を働かせては申し訳ありません、私たちでやりますと言ってくれた。その言葉で疲れが吹っ飛んだ気がした。

 今日はさすがに昨日のように混むことはないだろう。とにかく、何かが重なると思いもよらぬ山や谷が出現するので要注意だ。想定外だなどととぼけた言葉では凌げない。

コメント (2)
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