駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

取りあえずの怖さ

2019年10月24日 | 小験

      

 

 取りあえずこれでよいかが十年ということがいくつかある。それでよかったこともあるが、失敗したということもある。簡単に変更できないことを急いでいたり考えるのが面倒だったりで、取り合えずと決めてしまうと時々しまったということになる。

 しかし、とりあえず決めなくちゃあという場合も多く、難しいところだ。私などは迷ったときは二番とか左とか、滅茶苦茶な癖があり、それでよかったこともあるしドジを踏んだこともある。難しいのは一週間考えたから良い方を選べるかというとまあ七割八割で、一瞬の五割六割と大きな違いはない。唯よく考えたから仕方がないというあきらめは付きやすい。

 そうしたわけで、仕事縮小を選びあと三か月で、仕事量が六割に減る。これは二年くらい前から心にはあったことで、決めたのは一瞬だ。はてどうなるか。後悔はしないと思う。

コメント
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