世論調査を見ると国会議員のすることは国民の意思を反映していないように思われる。民主主義がきちんと機能していない。なぜかというと頭数は少なくても声の大きい勢力が自分の主張を通す場面が多いからだ。その絡繰りは巧妙だが単純で、おどしなだめすかし権謀術数で雪だるま式に仲間を増やしてゆく。世論調査も直接の利害や情報操作が絡めばちょっと違ってくると思われる。多くの国民が現実の世の中では多少の狡や誤魔化しはやむを得ないと容認している気がする。それは強者だけでなく弱者の論理でもあるようだ。
自国を守るために防衛費を増やすのであれば増税は当然なのだが、何故防衛費を増やそうとする議員がそれに反対するのかよく考えてみる必要がある。