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駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

年賀はがきを書きながら

2022年12月25日 | 小考

                

 

 今朝はせっせと年賀状の宛名書きをしている。昨年もうこれで年賀状はお終いにしますや喪中の連絡もあり、枚数は年々十パセントくらいずつ減っている。まあ年一枚の年賀はがきが生存証明の友人知人も居るので字が読み書きできるうちはたとえ二三十枚になっても続けていきたい。尤も三年先のことはともかく十年先のことは自分が生きているかも覚束なく年賀はがきも無くなっているかもしれない。

 人間はいつも今が曲がり角と言っている気がするが、技術革新とそれに追いつけない人間の落差をどう埋めてゆけばよいのか、私は一介の街中の臨床医に過ぎないが、診察室で自分の手に余る問題を時々考えている。サッカーの天才メッシも将棋の天才藤井聡太も万能の天才ではない。何も優れたところがないように見える人にも何某かの能力があるものだ。平凡かもしれないが、短絡せず広い視野を持って僅かでもよい方向を目指して生きていくよりない気がする。後期高齢者は誰もが生けるレジェンド、後世に何かを良いものを残したいと思う。

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