今朝は好天だが果たして気温はどうなるのだろう。願わくば30度以下になって欲しい。
内閣改造が行われた。安倍式によく考えられている布陣だと思われるが、改造と言っても実は何も変わっていない。より強力あからさまになった。今更ながら、安倍首相は優れた権力の使い手なのが示された。今、中々太刀打ち出来る政治家は居ない。
私のような高齢者には最近の天候は異常だと感じられるが、二十歳前後の人達にはこの不安定な天気が普通のことと感じられるのだろう。勿論、調べれば気温の上昇や季節感の変化には気付くと思うが、わざわざ調べる人は少ないと思うし身体感覚としての理解は難しいに違いない。
病気というか診療もそうで、今では元気な八十代は何も珍しくなく八十四才になるから噂に聞いてるマチュピチュに行ってきましたと聞いても愕かない。これが私が医者になった四十五年前は八十才は超高齢、老衰ですねで家族も本人?も納得する時代だった。
赤ん坊から人間の脳がどのように出来上がって行くのか、未だ未だ研究はさほど進んでいないと思うが、個体差はあっても年を取れば取るほど可塑性は失われ科学技術の進歩に付いて行きかねるようになって行くのは確かだと思う。一方、所謂人間としての知恵は年を取るほど蓄積され、賢明な判断が出来るようになると思う。あまりに科学技術の進歩が早いのでこの辺りに齟齬が生まれ、折角の蓄積された人間の知恵が生かしにくい世の中になっているのではと危惧する。本当の知恵を見極め評価し生かす世の中でないと間違いが起きる。偉そうな事を言うなという批判が出てくるかもしれないが、それはどういう意味と問い返したい。
いつも勉強させられています
云々が読めない人が総理で未曾有が読めない人が金融担当大臣ですから、読めなくて焦ることはないと思います。