今朝はシトシトと梅雨らしい雨が降っている。
蛮人などという表現が今も許されるかどうか知らないが、熱帯の蛮人の中には数を数えることができず、一二三の次は四でなくたくさんという種族が居たそうだ。四五六などという数は分からず三止まりというのはとても示唆に富んでいる。これは孤、対、三角関係、その他に対応している。人間社会ではこれだけ分かればよい、あるいはこれが最重要とゆうことだろう。
四五六どころか何百、何千、何万、何億の数まで扱う現代人も詰まるところ、孤、対、三角関係、その他で暮らしている。それが証拠に自民党長老否共産党幹部も、これで政治を考えている様子だ。政治を持ち出さなくても、会社でも家庭でも一二三たくさんを軸に動いている。
まあ、人間社会はこれで足りても商売をしたり家を建てたり暦を作ったりとなると三までではこと足りず、四五六・・・が生まれたと思われる。何故十進法を採択したか指が十本だからと言われているが、慣れているせいか誠に便利に感じる。同じ一を一つづつ足して出来てゆく数は実はそれぞれ独特の性質を持っており、一とそれ自身以外の約数を持たない素数などは数学の研究対象で並の数学徒では歯が立たない難問と聞く。