駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

不思議な株価

2021年09月14日 | 政治経済
        

 菅さんが任期一杯で辞めると表明した途端に株価が上がった。日経平均が久しぶりに三万円を越えたそうだ。日経平均の正確な意味や何ヶ月ぶりの三万円かは知らないが、とにかく急に株価が上がった。ということは経済界にも菅総理は評価されていなかったということになるのだろう?。
 少し株を持っているので週に一二度株価をチェックしているが、中々希望通りには上がらない。二度ばかり半値に下がった株をこらえきれずに手放して百万円ほど損をしたことがあり、現在までの収支はトントンで儲かっていない。まあどうにか損を取り戻したので由としている。株が儲かると言うのは株屋と特殊な才能のある人やそれを仕事にしている人だけだと思っている。ではなぜ株を持っているかといえば、頭の体操とていのいいことを言いながら、どこかにひょっとしてという気持ちがあったからだ。
 これだけ景気が悪く先行きに不安材料が多いのに、株価が上がる理由が分からない。素人考えでは金余りの圧力が掛かっているからとしか思えない。株価を支える実態が力強いようには見えない。となると株は金持ちの神経戦のようなものにも思えてくる。
 
 藤井聡太が叡王を奪取し三冠となった。もはや豊島竜王は苦手ではなく逆に鴨にしそうな勢いだ。人間離れした強さで怖いくらいだ。
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