駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

リーダーの選ばれ方

2024年08月18日 | 政治経済
           

 何をしてきたかが大切。勿論、人間は学んで反省して変わるということはあるけれども、どう生きてきたかがその人がどんな人物であるかを判断する一番参考になる情報だ。
 優れた知能や豊富な知識は重要で欠かせないが、リーダーに一番大切な資質というわけではない。
 どんな人物かが最も重要な選択の鍵だ。
 何が善で何が悪かは、実は難しく明快に分けられないのだが、善悪は五分五分というのが歴史の教えるところだ。人類が辛くも生き延びてきたのはごく僅かに善が勝さっていたからだろうと思われるが滅びた民族も数多い。
 自民党総裁と言えば、今の議員数では首相になるわけで重要な選択なのだが、手の届かないところでうかがい知れない力関係で決まってしまう。様々な情報が飛び交っているが、透明で客観的なものは少なくほとんどが思惑が絡んだ意図的なもので予測がつかない。不謹慎と言われてもイギリスのブックメーカーのオッズが知りたくなる。
 指摘しておきたいのは、議員一人一票ではないということで、声が大きいというか要するに我が強く譲らない人達が一票以上の力を行使しようとする。派閥が解消され収まりがつかず、すんなりとはいかない可能性がある。林芳正などバランスが取れて良さそうに思うのだが永田町では影が薄いようだ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本人の心配性 | トップ | 言語の本質 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

政治経済」カテゴリの最新記事