駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

ユーチューブの発見

2020年08月18日 | 世の中

          

 

  幾つになっても知らないことが一杯出てくる。知っていることが増えると知らないことが減るような気がするが、実はそうではなく知らないことも増えてしまう。

 ユーチューブは時々音楽を聴くのに使っていただけなのだが、サーフィンしてみると実にいろいろな内容が詰め込まれているのに気が付いた。例によって石以下の塵チューブも多いのだが、中には光る玉チュ-ブもある。学生時代のような勉強が可能な講義をいくつか見つけた。非常にわかりやすく五十年以上昔のことを蒸し返してもしょうがないが、なぜその昔こういう風に教えてくれなかったのだろうかと抗議したくなる名講義もある。

 政や世の中のよしなしごとについて歯に衣を着せない解説評論意見表明も数多くあり、同感できる考えも多かった。テレビラジオでは中々踏み込んだことや複雑なことは言いにくいようだが、ユーチュ-ブだと心置きなく表現できるようで、そうだよなあと頷いてしまう。勿論?、悪口のための悪口のようなコメントがこびりついていて、意見を表明するのは難儀なことだとも思った。

 ユーチューブではなく公共放送のNHKだが、もともとNHKの時間をかけて作られた番組を評価していたのだが、なるほどと一庶民には見聞きできない場所や簡単には学べない歴史や科学を映像を通して経験させてくれる優れた番組(BSに多い)がある。確かにNHKには踏み込みが足りないところはあるが、優れた長所も数多く国民で育てる方がどこかの政党のように退けるよりも良いと思う。

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