記憶だから間違っていたり変形したりしているかもしれないが、昔パラパラと読んだ植島啓司の「生きる力」に年を取った方が異性を好きになりやすいというようなことが書かれていた。この「生きる力」は中々為になる?本で悩みが和らぐことが書いてあったが、どうもこの点は違うのではないかと思う。確かに人の良さを見付ける力人の嫌なところに目をつむる力は年を取った方が着くかもしれないが、結婚したいと思いこむ力は年を取ると減るような気がする。まあ、この人で十分という気持ちには成れてもこの人こそ運命の男運命の女と思う力は弱る気がする。あばたもえくぼと目が眩むのは、年を取ってからは難しい気がするがどんなものか。
人類は男と女が大体同数(僅かに女が多い)なので一夫一妻は遺伝子的に支持された組み合わせで自然な成り行きらしい。まあ恋愛から結婚が現実的にどの程度の割合だったか知らないが、遠い昔からロミオとジュリエットが居たのは間違いない。
少子化が問題になっているが、果たして経済的なことだけだろうかという気がしている。どうも分別が着いてから結婚というのはひょっとしたら面倒になってずるずると二の足を踏んでしまうのではないかと推測する。目が眩んで勢いがないと結婚は難しいというのが爺の回想だ。