男子テニスのロジャーフェデラーは紳士というのはこういう男のことを言うのだろうという選手だ。さすがに四十歳になり中々決勝まではいけなくなったが、もう少し現役でプレーをして欲しいと願っている。
五年くらい前のことだと記憶するが、三十半ばでトップで活躍していたフェデラーに日本のスポーツ記者が「中々日本選手がトップクラスになれないがどうしたものか」と聞いたら一言「国枝がいるじゃないか」と答えた.。ちなみに国枝は車いすテニスで五回のグランドスラムを達成している日本選手だ。広い視野と公平無私、まさにジェントルマンの言葉と感じ入った記憶がある。
その国枝がパラリンピックのテニスに出るようだが、是非メダルを取ってほしいものだ。