ネタニヤフが全世界の停戦をという声に逆らいハマスを撲滅するとイスラエル軍の南下侵攻を進めている。パレスチナ人の戦争犠牲者が増えるばかりだ。ハマスの方が正しいなどと言う気は毛頭ない。唯、イスラエル軍の方が兵器の数能力では圧倒的に勝っており、イスラエルとパレスチナの犠牲者の数はそれを反映していることは指摘しておきたい。
ネタニヤフは間違っている。ネタニヤフはハマスを屈服させ撲滅すればこの争いが終了するとでも思っているのだろうか、思っていれば愚かだし、自分の政権下での勝利に固執しているとすれば恐ろしい人物と言わねばならない。ハマス撲滅でイスラエルが勝利しても憎しみが残る限り決して問題は解決しない。圧倒的な戦力による撲滅は多大な市民の犠牲者を出し憎しみを増大させることになる。悪者ハマスを撲滅するにはやむを得ない犠牲だなどと言う理屈はパレスチナの人達には受け入れられないだろう。
ネタニヤフは憎しみの連鎖をより断ちがたいものにしようとしている。