駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

曙光が見えるが

2022年01月13日 | 小考
            

 温暖化を止めるには二酸化炭素を出さない化石燃料の燃焼を考え出す必要がある。そんなことは出来そうにないと思えるが、日本企業が極高温燃焼によって二酸化炭素を再利用する方法を開発しつつあるというニュースを見た。世界に後れを取ってしまった日本の半導体製造もケイ素をガリウムに変えた大電力型の半導体分野では先端を行っており、それを生かすことができれば需要と相俟って再び先頭に立つことができるという記事を読んだ。
 こうした技術を育み生かせれば、日本どころか世界の難問がいくつか解決でき、新型コロナに悩む人類に明るい日差しが射してきそうに感じる。
 勿論、完全無欠なものはないのでそうした最新技術にも課題はあるだろうし、科学も技術として現実に利用する段階になると利害が絡んで政治的な側面が出てくるので気を付けなければいけない。この十年田原総一朗が指摘するようにマスコミには政権企業寄りの傾向が出てきている。ブログ、ユーチューブ、新書・・の中には視野が広くより公平公正な情報もあるので、利権に絡まない情報を入れて再発信したい。
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