香港の区議選で民主派が圧勝した。凄いことだ。香港は廃墟になると予想していたのだが、これで自主を維持する一縷の望みも出てきた。殆ど地球の反対側の遠隔地なのだがBBCもCNNも頻繁に報道し世界が香港の動静に注目している。
習近平がどう出るか、彼に名案があるだろうか?。管理し飼いならした巨大な中国が香港のインフルエンザならぬインフルエンスで、熱発して体調不良になる恐れもある。取引き第一のトランプなので、習近平を不快にさせる上下院の香港の扱い非難の決議への署名に逡巡しているが、今回の区議選の結果で署名に踏み切るだろうか。
損得存続最優先の政権が目立ってきた世界で、香港の動きは新鮮で勇気あるものに見える。そうはいっても窮鼠に噛まれた猫が虎になって猛威を振るう恐れが大きい。日本は果たしてこれを対岸の火事と見ていられるだろうか?。