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下北半島92山+

1/25000地形図に表示されている下北半島内の(ヤブ)山、92山+αを紹介しようと思いますが、いつになったら終わるか。

カーナビその後

2014-04-08 08:32:08 | 雑記

4月の4日と7日、カーナビを使い八戸へ行ってきた。
カーナビは直感的に操作できる。
目的地も簡単に設定でき、この辺はOKだ。
ルート案内は「口コミ」通り、「近い」より「大きな道路-国道」を優先しているようで物足りないが、選んでいる道路がマニアック過ぎるのだろう。
4日は仕事で始めて行く場所だったが、全く問題なし。
7日は半年に一度通っている、八戸の病院だ。


地元の病院に行かないのは、どうしても信頼が出来ないことと、時間がかかることだ。
八戸の病院は検査から診察まで、流れるようにスムーズに行われ、無駄な時間が殆ど無い。
朝早く家を出れば、午後から仕事ができる。
こちらの病院では同じボリュームの検査や診断では一日かかってしまう。


病院へは、あちこち路地を走ってみたが、国道に戻るよう戻るようにリルートしてくる。
当然といえば当然のような気がする。
ラジオやオーディオは文句なし。
まっ、満足だ。



Hatinohe
(この病院を選んだ理由は、階上岳の帰りに「ずいぶん近代的な病院だ」と思ったのもある。経過観察で通っているだけなので、中身は良くわからない)


084朝比奈平

2014-04-08 08:01:47 | 92山

4月6日、朝比奈平に行ってきた。
三度目となる。

最初の試みは、冷水峠から尾根上の行政界を通ってのロングコースを試したのだが、あまりのヤブで午前中で敗退決定。
昼飯を食って「こんな日もある・・・・」っとしょぼくれて帰った。


二度目は二又集落からさらに1.5km上流、今泉川右又上流から点線道路をめざし、簡単に到達した。あまりのあっけなさに、帰りは産廃処分場の右尾根から処分場を見て帰った。

今回は三度目である。
二度目の反対側、太平洋側からの挑戦だ。
計画段階から、高低差がない割りに地形が入組んでいて、現場で現在位置を確認できるか心配だった。
距離も往復
12kmとヤブでてこずった場合、途中敗退もありうる。

12時までの行動で引き返すと決めて、スタートラインの小田野沢林道基点に向かう。
前に下見したときよりだいぶ雪が解けれいる。
やはりスノーシューで正解だ。
数年前に買ったスノーシューだが、まったく使うことなく前回の蒲野沢山がデビュー戦だった。



Atlas
(たしか弘前のモンベルで購入したはず)



身支度を整え、いざ出発・・・・・ストックがない。
忘れた。
っま、良いか、で歩き出した。
スノーシューをはいても
510cm沈む。
足にずしりと負担がかなり掛かる。



Img_2139
(結構沈む)




どうも輪カンらしいだいぶ古いトレースがあるが、途中で消えた。
次にスキーのトレースが現れた。
これも古い。
林道が二又になり、左が風力発電へ向かう。
右は勾配がきつくなるが、まだ車が通れる幅と勾配だ。
小屋が見え、牧場が広がる。



Img_2141
(牧場の端にある小屋)




ここで地図を広げ、コンパスを合わせたのだが、なぜかまったく違う方向へ歩き出した。
無意識に牧場のど真ん中に向かったのだ。
ようやく我に返って目指す尾根に乗ったが、覚悟していたとはいえ、広くてなだらかで、本当に目的の尾根に乗ったのか自信が持てない。
信じて進む以外にないが、何度も止まってはコンパスを回したが、ム~・・・。
257mのピークできちっと地形を確認できて、ほっとする。
しかしここから先も、なんだかなア~・・・状態で、方向を変えるタイミングが難しい。
時間も
12時近い。
現在位置が思っている場所なら山頂までは
30分くらいだろう。
ここで決断だが、やはりここまで着たら帰るわけには行かない。
確信を持って向きを変えた。
とにかく後
30分歩いてだめなら帰れば良い。
ここからは作業道らしき道路が出てきて、道なりに歩く。
道がわかりにくくなってきたが、そのまま突っ切って山頂だ。
だいぶ疲れたので、少し休憩し、コーヒーを沸かして飲む。
テルモスも忘れていた。



Img_2148
(正確にはここから100m程むこうが山頂だが行っていない)




甘いコーヒーをゆっくりと飲んで出発だ。
帰りは自分のトレースを辿ればいいだけなので気が楽だが、足は重くなる一方だ。
山スキーとはまったく違う筋肉を使っているようだ。
牧場小屋を過ぎ、林道へ出てからは、体ごと足を振り出すようにして、ようやく歩いている状態になってしまった。
ここにきてストックがないのが響いてきている。
雪は腐ってきて、ますます沈む。
登ったときよりも雪解けが進み、道路の砕石が見え出したので、スノーシューを脱ぐ。
天国かと思うほど足が軽くなった。
最大で膝位までのラッセルもあるが、そのまま歩き通した。

心地よい疲れに充実感を感じながら、車に装備を詰め込む。
このコースの適期は
3月中旬から下旬でスキーを履いたほうがベストのようだ。




01
(よく見ると最後の100mが届いていない)