前日から60Lのザックに、シュラフから炊事道具や食料を積み込み、準備万端。
行けるかどうかわからない、来週の八甲田小屋泊まりの練習とした。
出掛けに、水6Lも足して、出発。
一番お気に入りのザックは、体にフィットして、そんなに重さを感じない。
今年1月にスキーで歩いたコースを、登山靴で歩く。
林道終点、橋の掛かっていない小沢に着いた。
前回は、ここからヒュッテに向かって登った。
100mほど登り、踏み跡道を確認して引き返した。
今回は、小沢から100mくらい戻り、ブル道跡を登ってみた。
うまく行ったら、広く美しいルートを発見できるかもしれない。
ブル道はすぐに無くなり、倒木帯となった。
左に巻いて、きれいな尾根に取り付く。
雪が積もれば、程よい滑降斜面になりそうな尾根を、足元の悪い笹薮を進む。
笹は細いが急斜面に重い荷物。
結構辛い。
ムム?
なにかが見えてきた。
陸奥湾展望台だ。
思いの外右に振ったようだ。
後、標高差で30mくらいか。
気が付いたら、息が上がって汗をかいていた。時計を見たら12時少し前。
もう少しだが、ここで引き返す。
自分でも不思議だが、あっさりと決定した。
車まで戻り、遅い昼食を摂り、コーヒーを飲みながら、地図を見直す。
積雪期の計画を立て、今日は終了。
久しぶりの重い荷物だったが、なんとかなりそうだ。
登山靴の中に、モンベルのネオプレーンソックスを履いてみたが、程よい保温性があった。
ただ、家に帰って脱いでみると、薄っすらと汗が付いていた。
二股林道
終点。橋のない小沢
前回のルートを確認。
引き返し、右のブル道へ
倒木帯となり、左に巻いた。
後、1mも積もれば良い斜面になりそうだ。
ここから笹ヤブは濃くなるが細い。
見上げると右に「陸奥湾展望台」、左の直線は「パノラマライン」
引き返すと決めて、振り返ると釜臥山が笑っていた。
林道に戻った。「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。」家康は偉かった。
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