「矢筈」とは、矢の弦をはめ込む部分を言う。反対側(矢の刺さる部分)を矢頭と言わず矢尻と言う。
この山がなぜ「矢筈」呼ばれるのかよく分からない。見る方向によっては矢筈のようにみえるのか。
通常の登山口までは、釜ノ沢林道が通じているが、そこからだとあっけなく終わるので、大川尻沢から詰めることにした。
国道から入って直ぐに、浄水場があり、車はここまでだ。
適当なところから沢に取り付き、左岸の沢筋の踏跡をたどる。
鉄橋が見えると、踏み跡は鉄橋を渡り対岸から下流に戻るような格好になる。
ここから尾根に取り付くべく、急斜面を登ると、上にも道がある。
そのまま道なりに進むと、枝沢が現れるので左岸の尾根に取り付く。
作業道と交差するので、作業道を利用して右隣りの沢までトラバース気味に歩いた。
ここからまた尾根に取り付き釜ノ沢林道へ。
周辺散策・休憩後、再び尾根に取り付く。
露岩が見えてきたら、矢筈権現だ。
290年の歴史があるという。
登山お無事を願い、手を合わせ、さらに奥へと進む。
藪は濃くなるが尾根を外さなければいいだけなので、強引に進む。
山頂も藪の中だ。
帰り道、クマの落し物を見つけた。
尾根から鉄橋への下りは、ロープを出し懸垂下降をした。
この方が安全で早い。
以前冬に登ったことがあるが、冬の篠原岳の寄り道だった。
大した記憶が無いが、雪の着き方なのか、山頂が狭かった記憶がある。
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