昨日は、朝ゆっくりと起き、予定通り高野山へ行ってきた。
袰部のぶどう畑を真っ直ぐに突っ切る道路が、どこまで続いているのか心配だったが、幸い尾根の上まで入ることが出来た。
出だしは踏み跡があったが、尾根をどんどん尾根を外れてゆくので、尾根に戻る。
ここからは完全にヤブとなった。
林班界の見出し杭辺りから再び踏み跡が出てくるが、長続きせず、ネマガリの低いヤブに戻った。
1時間の藪漕ぎ予定が、1時間半かかってしまい、高野山に着いたのが昼近くだった。
三角点は探すことが出来ず(あまり興味が無い)、ふらふら歩いていると、伐採跡地にでた。
尾根の西斜面と、沢を挟んだ向かい側の尾根の東斜面一帯が、皆伐されていた。
一部地盤が露出している箇所があったので、ネイチャーストーブを燃やし、昼食を摂った。
北東に障子・北国・釜臥山が見える。
帰ろうと、歩き出した瞬間、かすかに風が吹き、当たり一面「ザー」と音がした。
まるで沢の中に居るような気分になり、しばし立ち尽くした。
ブナの葉が一斉に落ちたのだ。
時間があったので、見出し杭から、踏跡を求めて東の沢に降りてみたが、なにもないことを確認しただけだった。
後は尾根を外れず、登りの踏み跡に戻ることもなく、きっちりと藪漕ぎを続けた。
あちこち寄り道したせいか、帰りも1時間10分かかった。
帰ってから、実家の玄関の鍵を直し、風呂に入ってビールを飲む頃には、日が暮れていた。
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