京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

玄窯その後

2019-09-24 11:33:00 | 登り窯(玄窯)
玄窯(登り窯の名前・げんよう)の後、
炎にさらされた道具たちは
メンテナンスをしなければなりません。

地下で窯出しをした道具の一部。
これらが残リ3部屋分。


黙々と片附けをしてくれています。


玄窯の前を通ったら、
大火前(一番大きな焚口)に電気が。

どれどれ


普段見ることができない窯の中。

しゃがんで覗き込むと
ググッと見上げる形になっています。
黒い板状の部分に
作品が入れられるようになっています。

ただ、炎が当たりすぎて
いい色の作品が出にくいので
最近は、衝立みたいなのを置いて
その後ろに作品を置くようにしています。

炎とのガチンコ勝負だから、
作品もそれに耐えられるものを入れます。
釉薬が溶け過ぎちゃったり
形が曲がっちゃったり・・
残念な結果は嬉しくないですからね~。
窯も痛むし。
(窯に溶けた釉薬が落ちることがあります)

難しいです。
次回も気を抜かず取り組みます。

では、また明日。
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