京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

土練機通し

2022-06-07 16:27:45 | 作陶館日記
こんにちは。
昨日、「粘土がないやんけ」となり、
「今日2時間後に送らなあかんねんけど」
と鼻息を荒くし、どわー!と
土練機通しに取り組んだ。
ということの触りをお伝えいたしました。


今日は、いかに慌てて取り組んだかを
気のすむ回数、書きたいと思います(笑)

写真は、コンテナから
粘土を取り出すところ。


このコンテナは、
一度使われた粘土を集め
再利用できるように水加減をして
置いてあるものです。

明日、大きな調合をする予定なので、
昨日の記事分は、再利用粘土だけ
通しました。
それでも、出来たのは9本。
頑張った。私。(笑)


どろどろの手のまま突き進みます。
もうね、手を洗う時間も惜しい(笑)

粘土は、機械に一度通しただけでは
水加減や、綺麗に混ざりきらないので、
最低でも3サイクルは通します。

遠くに置いて、手前に3本ずつ、
その横の遠くにもう一度おいて手前に3本おく。
コレを繰り返し、列を作っていきます。
一度回ったなと言うタイミングで、
ワイヤーを使い15センチづつに切り、
列を横から取りながら土錬機に通していく。
そうすることで、通した順番が入れ替わり、
まんべんなく混ざった粘土が出来上がります。

想像できました?
私の説明、コレで大丈夫?

『 混ぜなきゃね』という事が伝わったらいいか。
あ、使う前にはもう一度揉んで使います。
外側と内側の乾き具合が
ビニールに包まれているとはいえ、
長く保管していると変わってきますから。

あれー?
般若の形相で粘土を
機械で通していた雰囲気を
もっと伝えたいのに、
なかなか文字にできていません。
なんでだろう?
明日、もう一度どうしたら伝わるか
考えながら書きたいと思います(笑)

今日はこれにておしまい。
また明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館note

土練機|朝日焼作陶館 asahisakuto|note

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