壺

こんにちは。
あるいは、おはようございます。
（今日は午前中の更新）


今日は、壺その2です。
マキビシのような三角形の判子を上下におし、
つなげて模様にしていらっしゃいます。
種明かしをしてみれば、
なんだーと思うぐらい簡単な技法ですが、
実は、最後にぴっちり隙間なく終わるのも
計算されているんですよ～。
だから、難しかったりします。

最後に差し掛かる頃、
このまま行くと隙間が空いて
終わってしまうと予想が出来きてくるので、
ふんわり隙間を合わせていって、
軟着陸。ということも出来ます。が、、
このお客様のすごいところは、
最初に計算をして、ハンコの大きさを割り出し
各場所用に大きさの異なるハンコを作り、
下のほうもきっちりとハマるようにされる事。

全体像をお見せするので、
よ～く見てください。

ね？ムズイし、すごい。

私？もちろん計算できませんヨ？
同じ大きさのハンコを、何とかして
うまい具合になるよう（ごまかして）
押して終わるかなー。（笑）

「急がば回れ」。大学時代の友人が、
横着をやらかしがちな私の手元を見ながら
言い放った言葉。
私、これを心に刻んでいるのですが、
ハンコを一度つくってしまえば、
ほかにも応用できる・・とはいえ、、
計算して、作って、素焼きをして・・って
大変ジャーん。

ん？んっ？？
「急がば回れ」「苦労は買ってでもしろ」
誰ですか？ものぐさな私の耳元でささやくのは。
イヤですよー。
一緒につくってくれるのならば
頑張りますけれどもー。
元来がものぐさですよ？
「三年寝たろう」
コレ、諺じゃないか（笑）
しかも、三年寝たあとは、
すごい功績を残していました。
寝太郎にもなれない私デス・・。

そんなことで今日はおしまい。
また明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館note

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