京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

佐川美術館(楽館)

2024-03-18 15:57:53 | お出かけ
こんにちは。
今日は、お出かけのお話です。
以前に「エッシャー展」に行ったという
お話を書きましたが、その続き。


この美術館には、お茶室があります。

『楽焼(らくやき)』で有名な、
楽吉左衛門(らくきちざえもん)が設計の草案をした
そんな(すんごい)茶室です。
このお茶室に入るには予約が必要なので、
見て見たい方は予約していってくださいね。
見どころ満載です。
こんなお屋敷に住んでゴロゴロしたくなります。

さて、今日はその楽さんが手がけた
展示ブースのお話です。


「守破離」(しゅはり)の看板。

トントンと階段を下りると、大きな広間に出ます。
(守破離の間(勝手にそう呼びます)


贅沢な一本木のベンチ。
天井の隙間からは自然光。


水墨画と楽茶碗。
そして贅沢ベンチ。
寝てしまいたくなりました。




直訳の分かりやすい事!


ものすごく「スキ」ど真ん中な
水墨画ではありませんでしたが
(ゼイタクな文句)、
薄暗く静かな空間でゆったり見る絵。

人がいなかったら、椅子に座ったり、
ベンチに座って寝ころんで
堪能していたかも。
(帰りのバスの時間で泣く泣く断念)


「守破離(しゅはり)」意味
「守」は、師や流派の教え、型、技を
忠実に守り、確実に身につける段階。
「破」は、他の師や流派の教えについても考え
良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。
「離」は、一つの流派から離れ、
独自の新しいものを生み出し確立させる段階。

この美術展室の守破離は、
守るだけやなく、時には型破りな事をし、
離れていくけれども、やはり
『守る』べきものは大切に。
ということかもしれません。

そんなところでまた明日!
Please stay healthy and stay safe.
コメント
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