京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

釉薬かけ

2024-03-25 16:29:16 | 作陶館日記
こんにちは。
今日は直近も直近。
土曜日から、今日ににかけての、
今現在の世界線の話題です。
だからか、雨ですね。

最近、作陶館には、
国内はもちろん、海外からのお客様も増え、
ちょっとテンテコマイらしいです。
作ってい頂いた作品の仕上げが増え、
釉薬を掛ける作品もたまり、
窯を詰めるまでにたどり着いていないようです。

何故、確定も出来事のように書かないかというと、
ワタクシ、作陶館の幽霊部員になって久しく、
朝日焼に沢山ご注文を頂いている、
釉薬掛け、窯の予定をたてる仕事が
立て込んでいて、工房で
きりきり舞いをしているからです。
まわってられん。

しかし、いつまでも置いておくわけにいかず、
「向うが忙しいから手伝ってあげてね」
何て、上から言われたら、とりあえず
溜まっている分を何とかしなくてはと思い、
土曜日に釉薬かけを決行いたしました。


ちなみに、ご注文の湯飲みも、
水曜日に窯に詰めるのでアップアップです。


コレ、9板あるねん。


釉薬をかける作品達。
2月分の体験。


掛けても掛けても有るわ~
(全部で6板。しかも、塵を払うところから)


色々な形があるから、
釉薬かけは楽しいのですがね。。

エエ、今日は、”こんな仕事をしているよ”
というお話に見せかけて、愚痴ですね。(笑)

この仕事を2時間挟んだがおかげで、
私、湯呑(工房)の仕事、
日がとっぷりと暮れて、月が出るまで
かかって仕上げ(ひと段落つけ)ましたもんね。

いいよね~、作陶館は5時半ピッタリに帰れて。
って思う時がありますもの。
ええ、ええ、『段取り』が命ですとも。
私がもっと頑張れよっていう事かもしれm・・
・・ガチの愚痴になってきました(笑)
自重しよ。

お口チャック!

簡単に「手伝ってあげて下さい」って言うなy・・・
あかんあかん。
向うも走り回って仕事してるなら気持ちよく
コッチも仕事するで?でもさ~・・
しー!

・・時間は作るもんやで?
無かったら作らな何も終わらんのやd・・
・・・もう終わろ。
ツラツラと愚痴を書いてしまいそうですわ(笑)

明日はその窯詰めの話題を書きますね。

そうそう、トイレの手をふくペーパーも、
最後に持って行った人が頼んでなくて、
今日、足そうと思ったらゼロだしさー。
無くなってるって見たらわかるやろ?
・・あhoなん?ほんまに。
頼むか、無いって伝えろよな~。

・・アカンアカン、
だんだん本気の悪口になってきた。(笑)
今夜は早く寝て、英気を養います。
明日は繊細な窯焚きなんですから。
イライラを引きずっていたら、
いい方向に行くものも行かなくなっちゃいます。

皆さんも、今日は読んでいて
気分が悪くなったかもしれません。
そんな時は、バームクーヘンを食べたら
直るんやで?知ってた?
今、我が家には無いから、
バゲットを齧っておきますネ。

また明日。
Please stay healthy and stay safe.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

板皿

2024-03-23 15:39:55 | 作陶館日記
板皿です。こんにちは。
今日は、教室で板皿を作っているので
その作り方のヒントを載せます。

ペッタンコのお皿、憧れますよね。
我が家で使うかと聞かれると。。
あんまり出てきません(笑
少しヘリがある浅い鉢を選んでしまいがち。

しかしこのお皿は、少し四方が上がっているので
お汁が多少ある物も心配ないです。
2枚ぐらいなら欲しいかな~
(どこから目線よ)笑

さて、お皿です。

ぺったんこ


必要なアイテム。

教室で使われているアイテムと同じかというと、
すこし違いますが、大体これがあると
中央が凹んだ板皿が出来ます。

まずは、ペラっとした土を用意して、
四角の型を中央に載せます。
そして裏返して、四隅に棒状の型をのせ、
いいかんじに麺棒でのして頂いたら
(多分)出来上がり。
作り方を書いていて、唐突に
自信が無くなってきました。(笑)


テキスト。
作り方の後半。

うーん、この写真を見る限り、
若干、違うなぁ。(オイ笑)
でも、周りを上げるために、四角い棒状の型も、
真中の四角い型が必要なのは変わらない。
ま、後は皆様が作りやすい作り方を
開発していただくという事で。(丸投げ

フリークラスなどで入って頂くと、
作っていただけますので、良かったら
作陶のHPに飛び、ご予約していただき、
作りにいらしてくださいね。

「なるほど!」となるとおもいますので。
そんな中途半端なことを書いて終わります。
また明日!
Please stay healthy and stay safe.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

つる

2024-03-22 15:39:46 | お出かけ
こんにちは。
今日はとあるところへお出かけしたので、
そのお話をします。
冒頭の写真は、ツル。野生のツル。
(飼われている鶴って、あまり聞きませんが)


野生の鶴があちこちに降り立ち、
何かをついばんでいました。

<
人間と絶妙な距離をとる野鳥

冬の間飛来し、春先に帰っていくのかな?
時期が来たときに、一斉に飛び立ち、
綺麗な編成を組んで飛び去る姿も
密かな人気なんだそうです。
これらの鶴はナベツルと呼ばれているそう。


小汚い色だからって~・・
昔の人は容赦ないですね(笑)


日本を飛び立ち、海を渡り
朝鮮半島を経由し
大陸へと渡る長旅。


半端ない移動距離です。

多くの仲間が人間に捉えられたりもするでしょうね。
堅そうだけれども、鶏肉だし。美味しいのかも。


桜島。

鶴を見た後は、煙をあげている桜島を見、
友人の家(陶芸のアトリエ)にお邪魔しました。


友人の家の山羊たち。

見慣れない人間が来たと、
興味津々でついてきたのは一瞬(笑)
すぐに興味から外れ、
そこかしこでメェメェ~ないて
過ごす山羊たち。寂しいジャンよ!(笑

いやぁ、遠いところに来た!
そんなお話でした。
また明日。
Please stay healthy and stay safe.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロクロ体験

2024-03-21 15:26:32 | 気になるコト
こんにちは。
今日はりおくろ・・ロクロ体験のお話です。
シンガポールから来てくれていた女の子。
大学で日本語専攻だったらしく、
少したどたどしいですが、会話は大丈夫。
何なら私のポンコツ過ぎる英語なんか
およびではないです。
日本語の会話の方がスムーズ。
こういう時、海外の方の勉強力に感心します。
(いや、私が英語の習得能力が無いのです)

ロクロ前に案内したら、ガサゴソ。


あ~、カメラね。


スタンバイOK。


海外ではロクロの回転は左回りが多いので
聞いてみたら、これまた陶芸を
美術で専攻していたからできるとのこと。
で、右より左回転がイイとなり、スタート。


そうそう、海外の陶芸の教え方って
同じなんでしょうね。
口元を絶対こうして整える。


最初の土殺しの体勢も同じ。

どの国の人も、ロクロの体験がある人は
同じ体勢、口元の摘まみ方が同じ。
日本だけが特殊?
日本でも地域によれば、削る時は左回転。
なんてありますから、、
あれ?やっぱり特殊?

海外で陶芸体験が出来るのならば、
ジャンジャン体験をしてみたいですね。
その前に言語の壁が立ちはだかりますが、
そして右回転のジレンマも立ちはだかりますが
(ロクロ左右の回転は、スイッチで
切りかえられるので、問題ありませんが、
左回転で作れる自信がありません。
というか、あの体勢を覚えたい・・が、
言葉の壁と年齢の壁が・・あるよね~。
(新しい事を覚えられる自信が
年々無くなっております)

え~っと、なんでした?
そうそう、女の子のロクロ体験でした。
シンガポールの思い出話をしたり、
日本旅行はどうだった?なんていう
話をしながら(集中させせあげて)笑)
さらさら~と器を作って帰っていきました。


ありがとう!またきてね!
というところでまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松灰

2024-03-19 15:41:04 | 登り窯(玄窯)
こんにちは。
今日は灰のお話。

良く、登り窯は何の木で焚くのですか?と
尋ねられるのですが、
朝日焼では「赤松」だけを使って、
窯焚きが行われます。

コスト?そりゃ、掛かりますよね~。
でも、焼き残った灰を集めて、
ゴミやアクを取り除き、釉薬の原料に使いますので、
無駄ばかりではありません。


白い部分は、棚板があった後。
モケモケしたものが全部灰。


軍手でホジホジ。


窯の扉近くの灰
(薪を放り込む口の近く)

扉近くは、外界と近いので冷めやすいです。
なので、ワザと薪を壁に立てかけるように放り込み、
冷めるのと熱いのとのせめぎ合いで
面白い色合いが出るのを狙います。
なので、灰も壁近くに残ります。

今回も、左右の扉近くは面白い良い色合いの器が
集中して取れました。
(ここでイイ色の物が取れるとマジ安心する)
今、窯出しが終わり、灰が集められております。
一階の窯では微々たる量しか取れませんので、
数回分溜めます。
朝日焼の伊羅保釉(いらぼゆう)に使われます。

と、言うところで今日は終わり。
多分、登り窯の話題も一旦お終い。
また、日常に戻りますね。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする