京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

くりすます

2024-12-17 15:26:38 | 作陶館日記
こんにちは
皆様は冬を満喫していますか?

・・早く暖かくならないかな~。
昔は、ショートスキーをしていたので
福井のジャム勝によく行っていたのですが、、
今はもう行かないから、冬は辛い。

とか言う寒さへのグチの話ではなく。
クリスマスです。
教室では、灯りが漏れるような
ツリーを作る講座がありました。
食卓に置いたら絶対可愛い。
(写真を探しておきますネ)

そして、お客様が作られたリース!
コレが可愛らしいのです。



何かね、美味しそう。
雪だるまのお手てが可愛いです。
白地に色とりどりの星や丸、ハート、
ヒイラギが効いていますね!

今頃、お客様のお家を飾っているのかな。
我が家は・・何にも出しておりませんな。
今夜あたりに、去年フエルトで作った
ツリーっぽいものを出して飾ろうと思います。

え~っと、同時に窯から出ていた
カキの話などもう少し書くつもりでしたが、
それはまた次回に。

また明日。
Please stay healthy and stay safe.
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金曜クラス

2024-12-16 15:14:15 | 気になるコト
こんにちは、
今日は金曜日クラスにお邪魔しました。
ちょうど、緑色の鉢の中に、
白い花を咲かせる装飾を施す日でした。

素焼きをした鉢に、
白化粧で花の縁どりをして、
その中にガクを描きこみその部分には、
白くなるように、筆で透明釉を塗る。
その後、撥水剤(はっすいざい)という
薬品を白い部分の上に塗り、
緑の釉薬をはじく準備をします。

そして、織部釉(みどりいろ)を掛けて完成。





撥水剤を塗っているところ。

白い部分からはみ出さないように
細心の注意を払って塗ります。


数が沢山あると大変!
この鉢は、緑が濃いので、
どちらかというと夏向きかな?
でも椿は、年中青々とした葉を付けているので
中に、大根をほっくり焚いたものを入れて、
柚子の皮をちょいちょいとあしらったら、
冬でも大活躍間違いなし!

大根、残っていたから、
我が家も炊こうかな~。
同じ器は無いですけれども・・(笑

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe
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普茶料理(ふちゃりょうり)

2024-12-14 15:25:45 | 京都・宇治
こんにてゃ。。
こんにちゃ・・
こんにちは。

今日は、黄檗山万福寺にて饗される
「普茶料理」についてのお話をします。
食べにいったんかって?
いえいえ。
宇治市の歴史資料館を覗いたら、
「黄檗山万福寺・普茶料理」の企画展を
やっていらしたので、のぞいてみたのです。
ホンマは食べに行きたいわ!
(なかなか機会が無くて、、、
長く宇治に住んでおりますが、
万福寺に除夜の鐘をつきに行ったぐらいしか
縁が無くて・・)結構あるじゃん(笑)

さて、何から出るん~?
(画像は普茶料理のHPなどから拝借)

・麻腐(まふ)

ごま豆腐ですね~。

・浸菜(しんつぁい)

インゲンのごまあえ、旬の野菜など
(画像これかな~・・?)

・笋羹(しゅんかん)

(画像は、たぶんこれ)
旬の根菜乾物の煮物など
(しゅん(笋)は
タケノコとも読めるようです)

・油滋(ゆじ)

てんぷら、梅干しの天ぷらなど。
油で揚げた料理。

なんて?!梅干を揚げるって??
凄く食べたくなってきた・・!
甘い梅干を揚げるのか、塩っぱいのか・・?

中央に、巴饅頭(ともえまんじゅう)を置く
油の物を食べた後、
甘いものでお口直しするためかしら?
もしくは、少し塩味なのかしら?ふしぎ~。

・雲片(うんぺん)

くず野菜を刻んで炒め葛でとじるもの。

空(くず)に浮かぶ雲(くずやさい)を
見立てているんだそうな。
無駄を出さない料理ですね~
(全部喰って帰れよ?的な)笑)

・笋羹(擬き)もどき)

精進料理では出せない魚介類を
「もどき」として見立てる料理。

海苔の上に、裏ごしした豆腐を乗せて焼き、
たれをつけて焼き重ねてうなぎに見立てる。

・飯子(はんつう)
(ごはん)

・寿免(すめ)

清湯(てんたい)ともいうそうです。

おすましですね。
現地で撮ったメモに
「豆腐のから揚げが入る」とあります。
食べてみたいけれども、
お澄ましなのにから揚げが in される!
最後まで重い~(笑)

・水果(すいご)

スイカ、寒天、団子など、
口をサッパリとさせるもの。

とまぁ、皆様の想像力で
補って頂く記事を描きましたが、
アジと匂い、感じて頂けましたか?
(無理って~)笑


これらが並ぶそうです。

精進料理は油を使わない料理ではないので、
食べごたえがあるんでしょうね~。
と、歴史資料館で料理のレプリカを見ながら、
いつか行こうと思いましたとさ。

そもそも、黄檗山万福寺は、
隠元和尚という中国からいらした高僧で、
日本に、「いんげん」「すいか」
「れんこん」「たけのこ」を
もたらした方だそうな。
タケノコとかもなんだ~。

生えていても、食べ方を知らなかったら
竹の芽として、
食べていなかったのかもしれませんね。


万福寺のパンフレットには、
凄い笑顔の布袋さんが載っているので
インゲンさんもそんな方かと思ったら、
しゅっと細い人でした。


隠元和尚
(なんでそんなに爪が長いのだ?!)

気になった方は
HPを見て、宇治に来て
食べて見て、報告してください。

さ、食べ物の話はこの辺にして、
また、陶芸の話を書きますね。
たぶん、きっと・・。

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
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御本手

2024-12-12 15:51:24 | 気になるコト
こんにちは。
今日は、御本手(ごほんて)の窯詰めです。


この時期は、夏前だったのかな?
蚊やりをたくさん入れているようです。

多くの人が「蚊やり」と思い浮かべるのは、
ブタさんの形の蚊やりですが、
同じものを作るわけにはいきません。
訴えられるしね。(笑)

こちらの蚊やりは縦型。

蚊やりの背中


前(というか、上)

チョキの様に、二股になっている部分に
蚊取り線香を、ぎゅむっと挟み込みます。


アップ

よくよく見ると、蚊取り線香が当たる部分は、
釉薬を剥がして、つるりと滑らないようにします。



次回は、コレが焼けたお話かな。
また明日。
Please stay healthy and stay safe.
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お皿

2024-12-11 15:37:31 | 作陶館日記
こんいちは
こんにちは。

今日は、億開くさま・・
お客様のお皿のお話です。
(ぐだぐだ)

ボコボコがくっきりついているお皿。

面白いですね~。


コレ、何の型をお使いになったんでしょうね?

ランチョンマットか・・
鍋しき的なやつかなぁ?
柔らかいゴム的なやつの。

コレは、ガラスのような
透明感のある釉薬をかけると、
下に色が溜まって、綺麗でしょうね~。
焼き上がりが楽しみ。


結構小さいけれど、
お洒落な物を少し乗せるのにちょうどいい
え?
どんなお洒落な物を乗せるんだって?
う~んと、う~んと・・
お高い小さめのトマトとチーズとか?
一口で食べられるクラッカー的な物に
なにかのパテを塗ってあるカナッペ的なやつ?
(普段お目にかからないから
想像が追い付かないです)笑)
キャビアもイイね!(思い出した)

綺麗にカットしたフルーツでもいい。
これも、今日、焼き上がりの写真を
撮れたので、いつかご紹介いたします。

それではまた明日。

Please stay healthy and stay safe.
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