色々書いてきたが、社内ベンチャーでの起業は私にとって良かったか? 結論から言えば「本当に良かった」。
いろいろな悲哀はあるけれども、それ以上に「自分が成長できた」と心から思える。
周りがどうこうとか関係なく「事業に打ち込めた」。自分の人生そのものだ。
多くのスタッフのみんなが参加してくれた。
ドラマにできるくらいに嬉しいこと、悔しいこと、楽しいこと、悲しいこと、良いこと、悪いこといっぱいあった。
家族以上に一緒にいたメンバーもいた。本当に濃い時間だった。あれほど仲間と必死に何かに取り組めたことが(私自身は)幸せだと思う。
日本全国のクライアント様とお仕事ができた。価値を認めていただいたこと、本当に感謝しかない。
DNPの方々にも沢山助けていただいた。特に松山のYさん、郡山のSさんはこの会社の恩人だ。
いろいろな課題はあれど、いまこうして歩めるのはこの形での起業だったから。
いつも自分と向き合ってきた。自分との戦いだったのだと思う。
この意気地なしが本当に様々な試練・経験を通して自らを磨けた。
要は環境や評価に関係なく、自分と向き合うことに意義があったのだと思う。
事業に没頭できる環境。本当に幸せなことだと心から思う。全ての方々に感謝したい。
だからこそ私が享受した環境は会社のみんなにも提供したい。経験を伝えたい。
そして・・この会社の存在意義は「挑戦できる環境」だと思う。「自分を磨く場」として存在意義があると考えている。
大きな組織ではなかなかできない。この組織形態だからこそできることは多い。
私の役割は「皆さんによる皆さんの為の挑戦を支援すること」。
ストイックな挑戦だけでなく、身近な挑戦でいいと思う。その尺度を自分で決めることが大事。
組織が・・他の人が・・常識が・・などに縛られないで
1年を終えたときに自らが「成長できた!」と思えることを大切にしてほしいと思う。
「自分を大切にできる」そのような会社にしていくことが、これからの皆様への恩返しだと考えている。