翼がある物ならバットウィングから手羽先まで。脚がある物ならロボットからチャンネーまで。ストライクゾーンは無限大。
趣味人(シュミット)のプラジェクトX
くまもとパチモン会館
「 錦絵の展示会は、何階でやってますか? 」
「 ニ・シ・キ・エ…⁇ 」
「 先日、ニュースを観てたらここで錦絵の展示会を開催していると告知していたんで、来たんですが。」
「………………」
理解していないようなので、パンフレットを物色しながら、同じ質問を詳しく投げかける。
「分かりません。中の誰かに聞いて下さい」
オイオイ!この極寒のエントランスにポツネンと座り、何の役目を果たしているのか、乙女よ。
ただ、ドアが開いて来たる人に
「いらっしゃいませ 」を貼り付け、
もう用は無いと出て行く人に
「 ありがとうございました 」
と吐き出すだけなら、感知式自動音声で十分ではないか。
インフォメーションコーナーの花になりたかったら、自分の身なりに気を使うくらい、その日の展示会の内容は押さえおくのがオシゴトだろう。
多分学生ボランティアだろうと思うが、すぅっと誘導し迎える緊張感が感じられなかった。
よかったね〜、高層ビルじゃなくて。
選択肢は1〜3階の5〜6室だから、自分で右往左往してくれってかぁ!?

クシャクシャですみません。リーフレットを頂いて来ました。
エントランスにいた受付嬢のお母さんくらいの、働いている方に同じ質問をして問題解決。

毎年 熊本トムキャッツの作品展を開催させていただいている会場と同じでした。
2015/09/11付け 拙ブログ
[ 撮ったど〜!番外編 ]
で、回答保留になっていました不可解な錦絵の解釈を得られるのではないかと、また、ほかの関連する錦絵も観られる期待を寄せ、赴いた訳です。
見事に裏切られますたっ!
オール カラーコピーのパチモンをご丁寧に額装し、何時間もかけたんでしょう、一枚につき1燈のスポットライトを角度違わず浴びせ、
“ さあ観ろ!” のドヤ顔展示風景。
地元酒造メーカーの副社長が明日公演するとかで、自分ところで持っている文化価値のあるホンモノは出し惜しみしコピーでまやかすとは、期待はずれもいいところ。
熊本地震の前に撮った数点の錦絵(原画)は、会館から通じる酒類販売と酒造りの資料館までの連絡路に飾ってあり、レジのマダームに了解を得てガンガン撮っていましたが、今回は展示会と銘打っているので、撮影禁止。
パチモンじゃろが!と、突っ込みたくなりましたが、しょっぱなからザンネンだったので、オトナの行動をとることにしました。
かの“ せごどん ” が酒宴に興じている錦絵は、政府軍を欺くための欺瞞行動を、伝聞を元に描かれたものという解説文が、カラーコピーのそばにありました。ありがとうございました。
せごどんもパチモンやったのねん。

[ 熊本市田原坂西南戦争資料館 ]
の展示案内のパンフレットです。
薩摩士族と政府軍隊員が、戦の後であろう薄汚れた姿で肩を抱き合い、互いを称えあう長閑な構図に仕上がっている。
ひっ!!
中を開けると刀傷を四方八方から受けた頭蓋骨が載せてあるではないか。
若者の興味を引きつけんが為の表紙のつくりと、日本最後の内戦のグロさのギャップが余りにも開き過ぎて、これじゃ近寄りもせんだろうと思った。
平和ボケ日本は、パチモンジャポンをドンドン輩出(排出)してるってか!
ではごきげんよう*\(^o^)/*
愛あるあなたの、パチモンダッシュ
決めてチョー↓↓↓↓↓

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