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海龍 振り返れば………

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ここ二、三日、雪が舞ってます。
積もったのは1日だけ。こちらでは珍しくさらさらした雪で、新沼謙治が唄う『 津軽恋女 』の歌詞にある

こな雪・つぶ雪・わた雪・ざらめ雪・みず雪・かた雪・こおり雪

の七つの中のこな雪に当たるようです。

記録的な寒波の襲来に、北陸路では車の通行を阻むほどの降り方をして、人の命さえも奪っています。
沿道沿いの民間の皆様のご協力もさる事ながら、そして今こんなときこその自衛隊の方々のご尽力により、立ち往生した車列も少しずつ解消されているようです。

一日も早い復旧を願っております。




………………………☃



さて、海龍の工作は過去を振り返る事なく、前を向いて進んでいます。

でも、後がちょっと気になる。振り返る事なく後ろを見たいときは、

バックミラーがあるぢや、あーりませんか!



掃海装置を懸吊し、海面からの深度や流し具合をチェックする為、機首から長く突き出たステーの先に凸面鏡が装備されています。



キットのパーツは、似ても似つかないもので、5㎜角棒から削り出すことにしました。

5個も10個も必要ないたったの2つなので、複製はせずに、対称的に成形出来るようプラ棒を接着し、後で二分割する方法を選びました。
接着せずにバイスで固定しても、ヤスリがけの力技にズレて対称を失うので、あとで研磨する面同士を接着しています。
必要な長さで毛細管現象を阻止するため、接着面にドリリング。流し込みタイプの接着剤を使っています。
アバウトですが削り出しの外形を書き入れ、金工平ヤスリ→柳葉ヤスリ→神ヤスで仕上げています。




粗方削り出し、ホールドの利便性を考え、このまま接着した状態で成形しています。
ステー取り付けの溝を掘り、突きノミで割ってミラー面の成形に移ります。





黒矢印のステーにある押し出しピン跡は、打ち抜きプラ板を接着して成形。

赤矢印の凸面仕上げは、切削量が視認できるよう切削面を鉛筆で塗り潰し、外側から中央になるにつれ切削角度を緩やかにして成形しています。





今回はこの辺で!

では ごきげんよう*\(^o^)/*

愛あるあなたの、バックミラー
写してチョー↓↓↓↓↓

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