「よねさんのWordとExcelの小部屋」に「スパークライン」という項目がありました。
うっかりユーザーは、これを見て、はじめ「スーパークライン」と読んでしまいました。
Excel のセルの中に簡易グラフを押しこんだこれが、なぜスーパーなのか、クラインとはなにか、ドイツ人が考えたのかなどと、ソッポの小道をたどってみても理解できるわけがありません。
スパークラインに、横棒一本を勝手に付け加えて、スーパークラインと読んでいたのでは、熟語の構成要素の区切りがずれてしまいます。
終電の前の「あと一本」を、「アート一本」と聞いたのでは、燗のつけかたもだいぶ違ってくるでしょう。
縦軸も横軸もなければグラフとは呼べず、変化の傾向だけをそこから読み取るならばラインということになります。
パッと見て気付く火花のような、なるほどうまい名前をつけたもの、恐れ入りました。