パソコン操作中にときどきお目にかかる、あまりうれしくないメッセージウインドウがあります。
エラーメッセージがそれです。
何か間違った入力をしたとき、それは違うと教えてくれるのですが、見たほうは忌々しい気持が先立つので、パソコンがおかしいのではないかと思ってしまいます。
Excel では、間違った入力に、すぐエラーメッセージが出るような仕掛けを、自分で作っておくことができます。
この方法を学習中に、出るはずのエラーメッセージが出てこないと、たちまち頭は混乱します。
自分のすることは間違っていないと信じている人にとっては、間違っていれば出るはずのメッセージが出てこないのですから、これはまことにややこしい、扱いの難しい事情と言わなければなりません。
毎日の生活の中で行き合う扱いの難しい事情のなかで、最も難しい事情は、自分自身が抱えているもののようです。
さて、このエラーメッセージは、なぜ出なかったのでしょうか。