加入者への個別通知、個人の記録が、加入者の見たいときにすぐ見られる、それはサポート・システムページの基本条件でしょう。
ところが、加入者がログインすれば、それぞれ必要なページが現れるはずなのに、ログイン状態が持続できない欠陥を抱えたままのサイトもあります。
ログイン前に読めるページには、ログインできない場合の対処法の記事も載っています。
また、その方法でもうまくいかない場合は、Eというブラウザなら問題は起きないと断り書きもあって、その通りに動く奇妙なシステム設計になっています。
その会社が依頼したシステムエンジニアは、サポート・システムとは、顧客の手助けをするよりも、会社の運営をサポートすることに重点を置かなければならないものと思っているのでしょう。
奇妙さがなぜかと問われれば、特定の条件なら巧く働くのは、システムの特質で、欠陥ではないと答えるでしょう。
「ああ、それでいいよ」と承認した人は、自分の会社のページなど見たこともないのかもしれません。