ナムロックが迷惑な人には、そのキーを押しても働かないようにしておく方法もあります。
パソコンは、起動するとき仕事のはじめにバイオス(Basic Input/Output System)というプログラムを読み込みます。
OSさん、今回はこういう働き方をしてください、という指示書のようなものです。
この指示書は、ほとんど書き換えをしませんから、毎回同じ条件でOSは動きはじめますが、指示書の内容を、ナムロックをしないでくれと書き換えてしまえば、ナムロックキーはその仕事をしなくなります。
バイオスの書き換え方法は、パソコンのメーカーや型式によって違うので、書き換えたければその方法を見つけなければなりません。
たとえばこんな方法もあります。
⇒ http://jump.cx/numlk
ナムロックに誤タッチがあっても受け付けないようにしておく、こんなことは、パソコンを使うたびにどこかのキーを押し間違う人しか、わざわざする気になれないでしょう。
ところが、押し間違いの多い人は、方法を探しあて、注意しながらバイオスを書き換えるという面倒なことをすれば、そのときにきっとどこかで間違います。
間違いの結果を嫌って間違いの機会をつくる、こういう人を間違いオタクとでも呼ぶのでしょうか。
メーカーから出荷されるときの状態は、その機能を使う人がどこかにいるからできるようにしておくのではなく、その機能をほとんどの人が使うからできるようにしておくのがよいと思うのですが、いかがでしょうか。
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