こんな記事が目につきました。
「規格が変わるとデータ転送が速くなる?いまどきのUSB事情」
http://p.tl/NNGD
記事の内容はUSBの簡単な解説ですから、これからという方だけに役立つものですが、気になったのは「規格が変わると・・・」というところです。
世の中なんでも変わり方が早くなり、どんどん新しいものと新しそうなものが増えてきます。
実際には新しいものの割合はごくわずかで、新しそうに見えるだけのものがほとんどですが。
新しそうに見せたがるのは、新しいものは良いもの、新しいことは優れたことと思っている人が多いからです。
古い感じより新しそうなもののほうが好まれ、よく売れるからです。
パソコンの場合には、ハードウェアは新しい製品のほうが早く動き、容量にも余裕があって優れています。
ソフトウェアに関しては、どちらともいえません。
ハードウェアは、それ自体に機能の良さが備わっていて、自分で力を発揮してくれますが、ソフトウェアは、使う人との折り合いがつかなければ、新しい機能も力を出せません。
新しいのを作ったけれども、どこか具合の悪いところがあるのは当たり前だから、使ってみて気に入らないところを知らせろ、賞金も出すなどとえらそうなことを、ソフトウェアのメーカーは平気で言います。
自分で動くからすぐ結果の出るものと、動かさなければわからないけれども動かしてみる人の力が及ばないものとの違いでしょう。
ハードウェアには革新的購買意識を持っても、ソフトウェアには気をつけたほうがよさそうです。
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