パソコンが急におし黙る。仕事が辛いからである。
Windows98 や WindowsMe までは、そこで本当に動かなくなってしまっていた。
WindowsXP になってからは、動かない振りをしてゆっくりゆっくり仕事をするようになった。
かさばるばかりで使わないデータを整理するのが、パソコンの動きをよくする方法として最有効手段である。
かさばりの要素は、一つひとつの大きさと数、物置にあふれるガラクタと変わらない。
画像データは、パソコンの画面に現れるとほとんどその差に気付かなくても、データの形式によって大きさがグッと違ってくる。
ビットマップ、.bmp という拡張子のついたデータは、いちばんかさばる。
特別に細かい印刷が必要とか、二つのソフトの間でデータを交換する条件になってる場合とか、特別な場合を除けば、ビットマップで保存しておく効用はまったくない。
ところが、Web サイトから画像データをダウンロードするとビットマップになっていることもしばしばある。
画像データを、扱いやすい別の形式で保存しなおしても、前のデータはそのまま残るから、いつのまにか図体の大きい邪魔者がのさばることになる。
こういうデータをいっぺんに始末するには、呼び出して整列させ、削除してしまえばよい。
<同じ形式(この例ではビットマップ)のファイルを呼び出して並べる方法>
1.[スタート]→[検索]
2.検索対象に「ファイル」と書かれているところを選ぶ。
3.ファイル名に[*.bmp]と書き込む。
「*」のアスタリスク記号は、こういう場合ワイルドカードと呼び、「任意の文字」を意味する記号となる。任意ということはひっくるめて何もかもだから、.bmp の拡張子のついたファイルは全員集合ということになる。
4.[検索]ボタンを押す。
こうして捕まえたのを始末すればよい。
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