早大の指定校推薦入試で、共通テスト受験が必須化されるとのことです。
指定校推薦入試は、私の高校時代から存在していましたけれど、募集人数は ごく限られていましたし、「一般入試で ちゃんと得点すればいいんだよ」と遊び呆けていた私には全く縁がありませんでした。
ところが今、文科省による定員管理が厳格化されたことから、私立大学各校は一般入試枠を減らして指定校推薦・自己推薦による学生確保を図るという時代となりました。
ただ、一口に高校といっても、灘・開成から普通の高校まで学力レベルには大きな差があるのが現実。
それぞれの高校から提出される内申書を適正に評価するのは 容易なことではないだろうなと漠然と思っていました。
今回の共通テスト必須化は、間違いなく指定校推薦入試の質を必ずや高めることになるでしょう。
もっとも一夜漬け型の私としては、一般入試全盛時代の受験で助かったと しみじみ思います。
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私の住む神奈川県で、カジノ誘致が大きな争点なっています。
ギャンブルには全く縁も関心もない私としては、カジノ誘致の問題は 全く対岸の火事。
ただ、横浜市の林市長が都立青山高校の大先輩なので、大物国会議員まで暗躍するような難題に首を突っ込んで、さぞかし林さんは大変だろうなあと少々 心配しています。
実は カジノ問題には、知人の1人が絡んでいます。
米国の上級外交官だったジェイソン・ハイランドさんです。
今から20数年前、私は邦銀で地域開発プロジェクト審査を担当していました。
ある日、企画部から電話があり、米国の中堅外交官が日本の地域開発プロジェクトを見たいと言っているので、対応してくれと。
それで やって来たのがジェイソンでした。
東大で学んだこともある彼は 日本語も堪能で、私は幕張、横浜みなとみらいなどの東京ベイエリアを案内しました。
その後、すぐに福岡の領事館に赴任するというので、当時 日本開発銀行(現 日本政策投資銀行)福岡支店の企画課長だった 青山高校のクラスメイトMくんを紹介したりしました。
私が外銀に転職した後、米国領事館の日本人スタッフと会う機会がありました。
けっこう高飛車な人物だったのですが、私がジェイソンの名前を出すと とたんに態度が低姿勢に変わったので、「ジェイソンは かなり偉くなったんだな」と分かりました。
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事実、ジェイソンは あれよあれよという間に出世して、最後は在日米国大使館首席公使になりました。
最近になって、久しぶりに彼の名前を見たのですが、何とカジノ運営会社の日本法人社長となっていました。
今になって思えば、かつて私が幕張や みなとみらいを案内したことも、現在のカジノ候補地選びの伏線になっていたと言えなくもありません。
それにしても、元上級外交官も登場するとなると、カジノ問題は 地方自治体だけの手には負えない次元の話なのですね。
地元は反対の声が大多数と聞きますし、林市長は 大変です。
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都立青山高校出身の仲本工事さんの記事です。
仲本さんは、俳優の橋爪功さんと青高で同期。
柳屋小三治師匠は2学年先輩。
林 横浜市長は5学年後輩。
実に面白い時代ですねえ。