外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

ホンダに逆転勝ち

2014-09-02 19:04:10 | 大学野球
社会人野球の強豪ホンダとのオープン戦は、3対2で早稲田が逆転勝利をおさめました。

追いつ追われつの試合展開を、総力戦でしのぎきったのは大きいと思います。
指導陣も選手たちも、確かな手応えを感じ始めているのではないかと。

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ところで、NHKの朝ドラ「花子とアン」で、民間の反戦活動家が憲兵隊に連行される場面がありました。

憲兵の任務とは……
軍人ではない民間人を、どうして憲兵が拘束できるのか……

そんな疑問が浮かんだ視聴者もいらっしゃったのではないかと思います。

第二次大戦前における憲兵の職務権限は、憲兵令を根拠として、軍事警察と司法警察を併せて行うという、とても広範なものでした。
すなわち内地勤務の憲兵は、陸海軍人軍属の軍紀違反を取り締まるとともに、日本の領土内に居住する人すべてに警察権が行使できたのです。
さらに、軍法会議法により、憲兵下士官以上が軍紀維持上緊急を要すると判断した場合、陸海軍大臣・司法大臣の命令(いわゆる令状)を待たずに、軍関係者はもちろん、一般国民をも逮捕・拘留でき、捜索・押収なども強制執行できるとされていました。
戦争遂行に批判的な組織や人物を、治安維持法に基づき、憲兵は徹底的に取り締まったのです。

そんな絶大な権限を有する憲兵は、海軍からは編成されませんでした。
このため、海軍の高級将校でも陸軍の憲兵が護衛にあたりましたので、ややもすると、陸軍の意向に沿わない海軍将校には護衛ではなく刺客になってしまう恐れすらあったそうです。

国家の安全保障を考える時、一定の軍事力が必要であることは悲しい現実です。
しかし、ひとたび国家が戦争への道を歩み始めると、国家は反対勢力を封じ込める仕組みを考え出そうとします。

現代でも、例えばヘイトスピーチ禁止の流れに便乗して、原発反対集会も制限しようとする政治家がいます。
時代が変わっても、人間の発想は変わらないということですね。

















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週ベ増刊「大学野球」

2014-09-02 09:29:48 | 大学野球
週刊ベースボール増刊号「大学野球」秋季リーグ展望号が、発売されました。
巻頭対談は、我らが有原投手と、京大の田中投手。
実に興味深い顔合わせですね。

早大軽井沢キャンプのレポートもありました。



週刊ベースボール増刊 大学野球2014秋季リーグ展望号 2014年 9/10号 [雑誌]
クリエーター情報なし
ベースボール・マガジン社
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