今年7月に行われる日米大学野球に向けて、候補選手が召集されます。
早稲田からは、早川投手、小藤捕手、福岡内野手が選ばれました。
大学ジャパンは、各校の有力選手と接する貴重な機会となりますが、その一方で、リーグ戦で蓄積された疲労のとれぬまま無理をして故障するリスクもあります。
特に投手が心配です。
最近の例では、東大 宮台投手が 日米大学野球で150km/hを記録して注目を集めたのですが、直後に 故障して ガタガタになってしまったことがあります。
プロ志望の早川くんですから、大学ジャパンの晴れ舞台に向けて大いに張り切っているはず。
でも、主戦投手として第1戦と第3戦に先発してきた疲労は、簡単には取れていません。
ジャパン合宿では、ぜひ 普段の2倍の時間をかけて、身体のメンテナンスしてもらいたいです。
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ともあれ、小宮山監督 春の陣が終わりました。
春のオープン戦を重ねる中でスタメンを絞り込み、ひとたびメンバーを決めたならば、彼らを粘り強くリーグ戦で起用し続けました。
投手起用では、プロのような継投態勢の確立に努めました。
また、守備態勢や走塁・バントなどで、選手自身の判断に任せることも増えました。
もちろん、それゆえに起きた走塁ミスや拙守・拙攻もあり、ネット裏のファンからは雑音も聞こえてきたわけです。
それでも、これらのミスこそは、秋の飛躍につながる教訓となり、各選手の意識に刻み込まれたと私は思うのです。
秋のリーグ戦開幕まで 僅か3ヶ月。
ぜひ内容の濃い練習を毎日積み重ねて、秋の神宮球場で花を咲かせてもらいたいです。