この年で忘れてならないことが、岡田彰布選手(北陽)の入学です。
『一年生の中に、なんか凄い打撃のヤツが一人いるんだよね』
野球好きのクラスメートが、学部のラウンジでボソッと話すのを聞き、『へぇ、それじゃグラウンドに行ってみようや』と、私は仲間と一緒に安部球場に移動しました。
その時、運良く岡田選手の打撃練習を見ることができたのですが、その凄いこと!
体は大きくありませんが、リストを効かせて球を弾き、外野ネットの中段までポンポンと飛ばしていました。
果たして、岡田選手は一年の春は代打でしたが、いきなり江川から二塁打を放ち、秋からは左翼手として先輩選手たちを押し退けてレギュラー入り。
六大学を代表する打者へと、着実に成長していくことになります。
写真は、まだ入学式前の岡田選手を捉えた貴重な一枚。
練習着の胸にマジックで『岡田』と書いてあります。
不安げな表情で指導を受ける、18歳の岡田です。
『一年生の中に、なんか凄い打撃のヤツが一人いるんだよね』
野球好きのクラスメートが、学部のラウンジでボソッと話すのを聞き、『へぇ、それじゃグラウンドに行ってみようや』と、私は仲間と一緒に安部球場に移動しました。
その時、運良く岡田選手の打撃練習を見ることができたのですが、その凄いこと!
体は大きくありませんが、リストを効かせて球を弾き、外野ネットの中段までポンポンと飛ばしていました。
果たして、岡田選手は一年の春は代打でしたが、いきなり江川から二塁打を放ち、秋からは左翼手として先輩選手たちを押し退けてレギュラー入り。
六大学を代表する打者へと、着実に成長していくことになります。
写真は、まだ入学式前の岡田選手を捉えた貴重な一枚。
練習着の胸にマジックで『岡田』と書いてあります。
不安げな表情で指導を受ける、18歳の岡田です。
前田選手、北口選手を投手にコンバートしました
江川投手は当時を振り返り「早稲田戦だけは全力で投げた」と語っていました
していました。同学年でプロ注目の滝川高の島田という
選手がマスコミでは早大進学ということで大変期待していたのですが関西の同志社に進学してしまったからです。
島田選手は100m10秒台で走る大型快速の選手で同志社からのちにプロ入りしていてます。それでも元気を出して
安部球場に3月半ば練習を見に行ったら一年生が並んで
球拾い、声だしをしているとき、石山監督が上級生を呼んで「岡田に打たせろ」と指令を出し、岡田選手が一本だけ
打たしてもらえたのです。三塁ゴロでしたが、素人目でも
なにかリストが強いなあと感じました。そしてその夜、
友人に北陽からきた一年の岡田に打たせたと電話しました。一年生に打たせて石山監督が古いOBに怒られないかと当時本気で心配しました。島田ショックから明るい希望
が湧いてきたのを感じた日でした。