外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

1975年の早大野球部

2008-07-30 22:29:08 | 大学野球
1975年(昭和50年)の春、私は早稲田大学法学部に入学しました。

テレビでも活躍する北村晴男弁護士(長野高校出身)も法学部1975年入学組。
(お互い授業に出席していなかったためか、面識はありません)

高校球児だった北村さんが、つい先日届いた早稲田学報に一文を寄せていました。

それによると、早大入学直後に彼は安部球場を訪れたのだそうです。どうやら野球部入部を考えていた様子。
しかし、早稲田の内野手の洗練されたグラブさばき、素早い送球動作と鉄砲肩を目撃し、「これは自分が勝負できるレベルではない」と感じて、野球続行を断念したそうです。
同じような話を、オフ会の長老Tさん(都立雪谷高校出身)からもお聞きしたことがありますから、野球無名校出身者が早稲田の野球部へ入部するということは、相当な決意と覚悟が必要なのでしょう。


さて、北村弁護士が度肝を抜かれたという1975年当時の野球部は、どのような陣容だったのか。

5松本(三年、報徳学園)
4西村(四年、平安)、岡村(二年、佐賀西)
7吉澤(三年、日大三)
3佐藤(二年、天理)
6八木(三年、興国)
8川口(四年、主将、成東、現姓:加藤)
9三浦(三年、東邦)、鈴木茂樹(三年、早実)
2山倉(二年、東邦)
1谷井(四年、八尾)、阿部(四年、大舘鳳鳴)、香川(四年、坂出工業)、道方(二年、箕面自由学園)

西村、八木、松本、岡村といった面々の守備に、北村弁護士はびっくりしたということになりますね。

写真は左から西村、山倉、谷井
週刊ベースボール増刊・1975年東京六大学秋季リーグ戦決算号からお借りしました。

この年は、明治の春秋連覇、東大の健闘、早慶戦で延長18回などでリーグ戦は大いに盛り上がりました。
その様子は、別の機会に詳しくご紹介します。


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5 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
いいメンバーでしたが (早稲田スポーツファン)
2008-07-31 07:43:29
いいメンバーでしたが早稲田は春秋共4位でした
このメンバーではカットの名人、西村選手(平安高)が印象に残っています
あまりのしつこいカットに球審から「次からはバントとみなす」と言われたとか

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三浦選手 (mytochigiotoko)
2008-07-31 09:38:27
当時安部球場によく通いましたが毎日来ている常連の方たちの間では三浦選手が人気がありました。東邦高時代に投手もやっていたようで右翼定位置からダイレクトに捕手へかなり強いライナーで投げられました。練習にきていた強豪天理高校の選手の母親が三浦選手の送球を見て「凄い肩をしているわ」と驚いていました。
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同じ四位でも (ay1881)
2008-07-31 11:29:39
春秋とも早稲田が四位であったことは事実なのですが、早慶明法の四つ巴で優勝を争った結果の四位。
怪物・江川にも土をつけました。

したがって、実際に応援していた現場感覚でいうと、Bクラスという印象は全くありませんでしたね。


三浦外野手は、今でいえば小島宏輝くんのような存在でしょうか。
愛知県の伝統校出身、強肩、そして『もう少し打てればなあ』というところなど、共通点が多いように思います。
卒業後は日本鋼管に進まれました。

西村内野手は、名門・平安高校の隻腕・西村監督のご子息。
西村選手は三塁を守ることもありましたが、彼が二塁を守った時の枯れた球捌きが、とても大人びていると私には感じられましたね。
卒業後は日本生命に進まれました。
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秋は (早稲田スポーツファン)
2008-07-31 12:11:54
よく調べましたら秋は法政、慶応、早稲田は共に勝点3勝率.583で同率2位となっています
この年の明治は黄金軍団の法政を抑え連覇しています
丸山、名取の投手陣安岡、川口、羽田、関、小林の野手陣
島岡御大の指揮の元力を発揮しましたね
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安部球場 (ay1881)
2008-07-31 19:06:31
あの頃の安部球場で、mytochigiotokoさんと私は、きっとすれ違っていたはずなんですよね。

当時は私も紅顔(厚顔?)の美少年でしたので、変わり果てた現在の姿からは思い当たらないと思いますが
(;^_^A
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