智を開く

本当の「生きる力」を求めて…

プチコラム① 子どもを「子ども」扱いしない

2009-02-19 10:35:11 | 受験・教育全般
元はと言えば…
自分自身が「お受験」で困ったり悩んだりした経験から、同じような境遇のパパやママたちに少しでもお役に立てればいいな…と思って始めたこのブログ。

でも、娘が「開智」に入学してからもうすぐ1年。
小学校生活の「流れ」やこれからの「道のり」も何となく見えてきた今日このごろ。
以前にもチョッと触れましたが、「お受験」ネタもそろそろ卒業かな?と思っています。

そこで、これまでの総決算として…
「お受験」だけでなく「子育て」全般にも役立つ(かもしれない?)「プチコラム」を、今日からシリーズでお届けしたいと思います。

私自身が2人の子育てに携わりながら反省したり勉強になったりしたこと
「お受験」を経験してわかったこと
開智に通い始めてわかったこと
開智のママたちと話していて勉強になったこと
教室の子どもたちやそのパパ・ママたちと触れ合う中で感じたことやお勧めしたいこと
…そんなことを、少しずつご紹介できたらいいな、と思っています。
もし皆さまの参考になることなどありましたら、ぜひ日々の生活に採り入れてみてくださいね。

第1回目は…

子どもを「子ども」扱いしない

「子どもだから、まだ早い」
「子どもだから、まだわからない」
「子どもだから、まだできない」
「子どもだから、…ない」
日常生活の中で、このように考えていることって、結構ありませんか?
…これらは、大人側の勝手な判断だと、私は思うのです。

たとえば「料理」「洗濯」「掃除」などの家事。
「子どもだから、無理」
「子どもだから、何かあっては危険」
「子どもにはできないに決まっている」
「子どもにはまだやらせられない」
などと、制約していることはないでしょうか?

ウチの場合、私の母つまり子どもたちの祖母が、そういう考え方の人です。
「何かあったら、どうするの?」
「危ないから、やめときなさい!」
「まだ子どもには早いんじゃない?」
みたいなことを、よく言う。

孫に何かあっては大変!
おばあちゃんとしてはやはり心配なんでしょう。
その気持ちは、もちろんわかるけど…

「そんなのやらせてみなきゃ、わかんないじゃん!」
それに、危険なこと、イヤなこと、面倒なことから子どもを遠ざけていたら、そういうことが一生できない人間になってしまう。
「やらせてみて、失敗してもいいじゃん!」
それで子どもは「学ぶ」んだから…「気づく」んだから…
それに「早い」とか「遅い」とか、何を基準に言ってるの?
…私は、そう思うんです。

子どもたちは、大人が想像する以上の可能性やパワーを秘めているもの。
最初から決めてかかるのは、おかしいと思うのです。
もちろん、何かあったときの対処や責任は前もって考えた上でのことです。

ウチの息子は小さいときからよく一人旅をしていますが、そのためか、何かあったときでもパニックに陥らず、何とか切り抜ける術を身に付けています。
そういう経験を積み重ねているので、自分1人でも生きていけるさ!みたいなミョーな自信がありますけど…

ともかく…
子どもは「人格ある1人の人間」=「小さな大人」
そういうスタンスで子どもたちには日々接するようにしています。

それは、裏を返すと…
「子どもだから、しかたない」
と、妥協しないことでもあります。

子どもが間違ったことをしたら、やみくもに叱るのではなく目を見てちゃんと説明し、納得させます。
そうすれば大抵のことは理解してくれます。

そうして「1人の人間」として扱われると、子どもたちは自分の行動にもだんだん責任を持つようになると、私は思うのです。

コメント
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