【コラム】三つ子の魂百まで

こんばんは。
hanayuです。

我が家で、ワタシと母との険悪な関係がこの1～2カ月続いている。
きっかけはなんてない事だと、ワタシは思っている。

急に怒り出した母。
意味が分からず、気分的なものだと思い放置。

そしてそのまま口をきかない生活が今現在まで続いている。


歳を重ねる毎に偏屈になっているとは感じていたが
ここまでとは……。

参ったなぁ。


ワタシが子どもの頃の事。
うちの父が事業の一環的に始めたスナック。

母が店に繰り出されて
幼稚園児だったワタシは夜ごと置いてけぼりだった。

すごくさびしくて悲しくて
毎夜、母の足元にすがりついたもの。

もう30年は経とうとしていても、その記憶は忘れられない。

三つ子の魂百までというが
本当にその通りなのかもしれない。

身近な記憶よりも、昔の刻み込まれた記憶の方が鮮明な時もある。

ワタシの中で植えつけられた母親への寂しさはいつまでも感じる。
その後の人生の中で、やさしくもあたたかくも感じた時期よりも幼少時期の思いってのは
非常に強いのだなと思う。


今、姉が新しい恋に夢中になっていて
小学1年生の我が子に対して
もしかしたら当時の自分と同じような寂しさを与えているんじゃないかって
心配になる。

こんな、とっくにオトナになった今でも
母が側にいなかった寂しい思いを持ち続けている自分だから
言える事なのじゃないかと思うのだが……。


感じていない、経験していない姉には伝わらない。


子どもの頃の感傷が後々の人生に大きく関わってゆくという事
もう少し考えて、自分の恋愛に向き合って欲しいと思う。

環境じゃない、関係でしかないのだ、と。


ワタシはまだこれから母との確執と向き合わなくてはいけないの。

「知～らない」

なんて言って済まされないのだから。（済ませられないし）

困ったもんだ。