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正月明けからはじまった今年の大河ドラマ「花燃ゆ」、第5回までが放送されている。
その視聴率がかなりの低迷状態とか。
最近の大河ドラマは、男優と女優が交互に主人公になっているのであろうか。
時代劇低迷のなか、NHKがその灯を消さないようにと、懸命に作り続けている。
木曜時代劇は「風の峠~銀漢の腑~」が、ただ今放送中でなかなかの出来栄え。
藤沢周平原作の時代劇を彷彿させるような物語。
ロケ地も山形県鶴岡市なども組み込まれているみたい。
さらに、6日から8話シリーズで池波正太郎原作「雲霧仁左衛門2」が、NHKBSプレミアムで金曜時代劇として放送される。
昨年放送された前編からの続き、いわゆる完結編ともいうものである。
このドラマは、京都近郊で撮影され、松竹などが全面協力らしい。
どちらも、本格的な時代劇として視聴者を唸らせている。
・・・と、思っているのは我が家だけではないであろう。
一方、日曜日の夕方、NHKBSプレミアムで先行放送の大河ドラマを毎週見入っている。
その「花燃ゆ」は幕末が舞台設定。
吉田松陰の妹「文」が主人公となっている。
そのような、妹がいてどのようなことを成し遂げたものか、これまで歴史に埋没していたのか全く知らない人物である。
一昨年の「八重の桜」の主人公・山本八重(後の新島八重)は、会津藩砲術指南・山本家の娘。
悲惨な会津戦争で、幕末のジャンヌダルクと謳われた人物であり、ある程度知っていた。
ところが、今回は長州の杉家を中心とした物語とか。
これまでのところ、杉家の次男である吉田松陰が余りにも有名で、松陰を主人公と見間違うドラマ仕立てになっている。
視聴率低迷のためか、イケメン風の若手俳優を前面に押し出してNHKはPRに余念もない。
その効果のほどは、どうであろうか。
視聴者の一人である当方も、幕末物は結構難しい人間関係もあって、頭のなかを整理しながら見ないと・・・と思っている。
松下村塾で学んだ若い勤王の志士たち、無名に近い人物から歴史に名を残した人物までがでてくる。
長州が舞台になっているから、そのあたりもじっくり描かれるであろう。
黒船に乗り込み密航を計画した松陰が、幽閉されている野山獄というものをはじめて知った。
そのなかに囚われの身となっている囚人たち、本田博太郎さん演じる富永有隣と言う人物。
本田さんならの演技には感服。
そのほか、品川徹さんなど個性派俳優さんたちが、囚人として出演しており見ごたえがある。
そのようなことで、ここまでは吉田松陰を演じる伊勢谷友介さんが、主役に見えてくる。
そのため、本来の主人公である妹・文を演じている井上真央さんが・・・霞んで見える。
文がいなくても、いても物語とはあまり関係ないように書き込まれているのか、これから本当の主人公としてどのように物語が展開するものか。
ちょっと、今の状態なら分かりづらい。
と、言いながらも時代劇ファンの一人、次回以降を見守っていきたい。(夫)
(出典:NHK公式HP 抜粋)
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