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待ちに待った池波正太郎小説の映像美、「雲霧仁左衛門」の後編がNHKBSプレミアムで放送される。
一昨年、前編である同ドラマが放送され、仁左衛門(中井貴一)の圧倒する佇まいが画面を引き締めていた。
京都松竹が全面協力で制作のこの時代劇、光と影の極めつけの職人芸の映像美を楽しむことができた。
巨匠黒澤明監督作品の映像美に敗けるとも劣らない出来栄え、原作が格別にしっかり書き込まれているから、人の生き様の光と影とも交錯するところがいい。
今回は、主人公である仁左衛門(中井貴一)が、「犯さず、殺さず、貧しきからは盗らず」と盗人の三ヶ条をキチンと守る大盗賊に落ちていった過去も描かれるとか。
剣の腕も相当であるから、どうやら武家の出であるのだろうか。
小頭の木鼠の吉五郎(伊武雅刀)とは、どのよう過去を持っているのか。
仁左衛門との関わりはどうであったのか。
さらに公家から町屋の女まで、何にでも化ける七化けのお千代(内山理名)とは、如何なる過去を持っているのか・・・。
火付盗賊改方長官と言えば、鬼平こと長谷川平蔵が一番有名であるが、それよりも何代か前の長官・安部式部(國村隼)が、雲霧一党を壊滅せんがために躍起になっている。
その長官が、奇策を講じて雲霧一党と対峙するとの後編。
映像制作の職人たちが、その技量を如何なく発揮して制作したとの「雲霧仁左衛門2」。
全8話で完結するとのこと。
今夜は、何をおいても見なければなるまい。
「人間というやつ、遊びながらはたらく生きものさ。善事をおこないつつ、知らぬうちに悪事をやってのける。悪事をはたらきつつ、知らず識らず善事をたのしむ。これが人間だわさ」
とは、鬼の平蔵こと火付盗賊改方長官長谷川平蔵に言わせた原作者池波正太郎氏の心もち。
大盗賊・雲霧仁左衛門でも相通ずる言葉でもある。
毎週金曜日、楽しみが一つ増えた。(夫)
(出典:NHK公式HP 抜粋)
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