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イスラム過激派のテロ組織「ISIL」による残忍極まりない手口。
自らの勝って極まりない主張のため、次々とあくなき蛮行を繰り返している。
国連をはじめとして世界中からテロへの非難、テロ撲滅へのさらなる機運が高まっている。
日本人の湯川氏、後藤氏の人質殺害報道、さらにヨルダン空軍パイロット・カサスベ中尉への残忍極まる殺害報道。
国でも国家でもないテロ組織「ISIL」。
先の日本人が、危険極まりないイスラムテロ組織がはびこる地域に「自己責任」という美化した言葉で、強引に入り込みあのような痛ましい結果となった。
戦前までの日本人であれば、「自己責任」という言葉の重みはもっと違っていたはずである。
本来の日本人が持っていた自己責任とは、人に迷惑を掛けない、国家に迷惑を掛けない、自己犠牲をいとわないものであった。
今一度、自己責任という言葉の重みについて、考える時期にきていると思われる。
それはともかく、今回のテロ組織「ISIL」に対する日本政府の対応について、安部首相への批判の芽が次々と出はじめている。
我が国には、公式な軍隊もない、米国CIA、英国MI6などのような諜報機関もない。
そのため、詳細な情報を得ることも有効な対応策を取ることもできないのが現実である。
それゆえに、他国の情報を貰いながらの対応にならざるを得ない。
今回の場合は、ヨルダン政府、トルコ政府、米国などである。
ただし、「テロには絶対屈しない」との安部首相をはじめとする政府の基本姿勢は当然のことであり、賞賛すべきことである。
空白の3年間をつくった民主党政権でなくてよかった。
そのような状況下にある現政府、懸命に対応してきていたが、有識者とか野党陣営などが、テロ組織「ISIL」が狙っている国の分断化にのるような発言が目立ち始めてきた。
本日の産経抄。
その点を分かりやすく、キチンと書き込んである。
これこそが重要なことと思っている。(咲・夫)
[追 記]~産経抄~
「劇場型犯罪」のはしりといっていい。昭和43年2月、金嬉老(きんきろう)元受刑者が、暴力団幹部ら2人を射殺した後、ライフル銃とダイナマイトで武装して、温泉旅館に人質を取って立てこもった。
▼金元受刑者は連日記者会見を開いて、「民族差別」を訴えて自己弁護した。なんとその主張に「理解」を示し、エールを送る文化人がいた。力を得た殺人犯は、英雄を気取るようになる。
▼過激組織「イスラム国」は、インターネットを駆使して、地球規模で劇場型犯罪を繰り返している。日本時間のきのう未明、拘束中のヨルダン軍パイロットの殺害を示すビデオ映像が公開された。あまりのむごたらしさに、言葉を失う。
▼パイロットが殺害されたのは1月3日、後藤健二さんと湯川遥菜さんの映像が公開される、何日も前である。つまり「イスラム国」は、日本やヨルダンとまともに交渉するつもりはなかった。自分たちの残虐な行為を世界に誇示するのが、最初からの目的だろう。
▼野党や元官僚から、中東歴訪中の安倍晋三首相の発言が「イスラム国」に口実を与えた、との指摘が相次いでいる。これほど的外れの議論はない。首相の発言がなければ、テロリストたちは日本人の人質を別の目的に使うだけの話だ。
▼劇作家の福田恆存(つねあり)氏は、金嬉老事件をモデルにした喜劇『解ってたまるか!』のなかで、凶悪犯の言い分に「理解」を示す文化人を痛烈に皮肉った。「人質犯罪がもっとも陋劣(ろうれつ)であり、精神の荒廃をもたらすものとすれば、それに唯々諾々(いいだくだく)として屈することも同罪」と福田氏はいう。「『イスラム国』は許せないが、安倍首相にも責任がある」。そんな「物解り」のいい人を、福田氏は地球の常識が通じない「火星人」と呼んだ。
(出典:産経新聞 2/5付)
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イスラム過激派のテロ組織「ISIL」による残忍極まりない手口。
自らの勝って極まりない主張のため、次々とあくなき蛮行を繰り返している。
国連をはじめとして世界中からテロへの非難、テロ撲滅へのさらなる機運が高まっている。
日本人の湯川氏、後藤氏の人質殺害報道、さらにヨルダン空軍パイロット・カサスベ中尉への残忍極まる殺害報道。
国でも国家でもないテロ組織「ISIL」。
先の日本人が、危険極まりないイスラムテロ組織がはびこる地域に「自己責任」という美化した言葉で、強引に入り込みあのような痛ましい結果となった。
戦前までの日本人であれば、「自己責任」という言葉の重みはもっと違っていたはずである。
本来の日本人が持っていた自己責任とは、人に迷惑を掛けない、国家に迷惑を掛けない、自己犠牲をいとわないものであった。
今一度、自己責任という言葉の重みについて、考える時期にきていると思われる。
それはともかく、今回のテロ組織「ISIL」に対する日本政府の対応について、安部首相への批判の芽が次々と出はじめている。
我が国には、公式な軍隊もない、米国CIA、英国MI6などのような諜報機関もない。
そのため、詳細な情報を得ることも有効な対応策を取ることもできないのが現実である。
それゆえに、他国の情報を貰いながらの対応にならざるを得ない。
今回の場合は、ヨルダン政府、トルコ政府、米国などである。
ただし、「テロには絶対屈しない」との安部首相をはじめとする政府の基本姿勢は当然のことであり、賞賛すべきことである。
空白の3年間をつくった民主党政権でなくてよかった。
そのような状況下にある現政府、懸命に対応してきていたが、有識者とか野党陣営などが、テロ組織「ISIL」が狙っている国の分断化にのるような発言が目立ち始めてきた。
本日の産経抄。
その点を分かりやすく、キチンと書き込んである。
これこそが重要なことと思っている。(咲・夫)
[追 記]~産経抄~
「劇場型犯罪」のはしりといっていい。昭和43年2月、金嬉老(きんきろう)元受刑者が、暴力団幹部ら2人を射殺した後、ライフル銃とダイナマイトで武装して、温泉旅館に人質を取って立てこもった。
▼金元受刑者は連日記者会見を開いて、「民族差別」を訴えて自己弁護した。なんとその主張に「理解」を示し、エールを送る文化人がいた。力を得た殺人犯は、英雄を気取るようになる。
▼過激組織「イスラム国」は、インターネットを駆使して、地球規模で劇場型犯罪を繰り返している。日本時間のきのう未明、拘束中のヨルダン軍パイロットの殺害を示すビデオ映像が公開された。あまりのむごたらしさに、言葉を失う。
▼パイロットが殺害されたのは1月3日、後藤健二さんと湯川遥菜さんの映像が公開される、何日も前である。つまり「イスラム国」は、日本やヨルダンとまともに交渉するつもりはなかった。自分たちの残虐な行為を世界に誇示するのが、最初からの目的だろう。
▼野党や元官僚から、中東歴訪中の安倍晋三首相の発言が「イスラム国」に口実を与えた、との指摘が相次いでいる。これほど的外れの議論はない。首相の発言がなければ、テロリストたちは日本人の人質を別の目的に使うだけの話だ。
▼劇作家の福田恆存(つねあり)氏は、金嬉老事件をモデルにした喜劇『解ってたまるか!』のなかで、凶悪犯の言い分に「理解」を示す文化人を痛烈に皮肉った。「人質犯罪がもっとも陋劣(ろうれつ)であり、精神の荒廃をもたらすものとすれば、それに唯々諾々(いいだくだく)として屈することも同罪」と福田氏はいう。「『イスラム国』は許せないが、安倍首相にも責任がある」。そんな「物解り」のいい人を、福田氏は地球の常識が通じない「火星人」と呼んだ。
(出典:産経新聞 2/5付)
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