紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

中学生を満喫

2007-12-05 16:43:05 | ファミリー
 今日は定期テスト最終日だというのに、Kちゃん(中1女子)は大荷物でニコニコ張り切って出かけた。午前中のテストが終われば、久々の部活で、しかも初ユニフォームなのだ! 

 黒のバタフライ・ブランドの上下と卓球シューズ(というものがあることを初めて知る)を持ち、数学と地理のテストのことは頭のどこに?という風情で、いかにも嬉しそうに家を出た。

 このあいだ彼女に「部活と勉強の両立は大変やろ?」聞いたら「そこが、中学生のええとこなんやんか~」とあたりまえのように言ってのけた。

 彼女にとっては、多くの中学生の葛藤、悩みの種、アンビバレンツな問題であるはずの「部活と勉強の両立」は中学生活の醍醐味であるらしい(とはいえどちらもぶっちぎりの頂点をめざそうとはおもっていないようだが)。私にとっては意外な、というか論外な視点であり、非常に新鮮な考え方だった。

 う~ん・・・さすが『父の娘』である。このバランス感覚のよさは、明らかに父親譲りのものである。

 ちなみに「両立」ということに関して非常に不器用なのが、『母の息子』であるTくん。それはそれでオーケーだ。それぞれにやり方や生き方は、自分なりの方法があるのだから。

 しかし彼女は、学校行事も(部活に支障さえなければ生徒会にも)全力投球で参加したいというのだから、これは「ガッツ」というより「貪欲」に近いのかも。

 今しかできないことは、なんでもやりたい。中学生活を満喫したい。そんな濃い人生を生きるやつなのだ。

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 付記:どうもいままでと投稿システムが変わってしまったようで、昼間に書いた『ちりとてちん』の新展開についての渋い(?)考察が、きれいに消去されてしまった。ちょっと残念。今週を見切ってから書きなさい、という天の声かもしれないので、もしかしたら後日また。