滋賀県の湖東に『探検の殿堂』という施設がある。初代南極越冬隊隊長である西堀栄三郎の記念館で、これがなかなか見応えがあるのだ。
ここの目玉である南極体験ゾーンで「零下25度の中、南極の吹雪を体験」するため、4年程まえの夏に家族で訪れたことがある。長めの越冬用のコートを貸してもらい、いざ体験スタート!
結果、殿堂のおススメ実験で、ゾーン潜入前に濡らしたハンカチはカチカチに凍り付き、短パンのためコートからはみ出た足が、南極の吹雪をモロに受けてしまったKちゃんは、泣きそうだった。体験としては、なかなか貴重。子供会の企画や小学校のお出かけ先としても人気がある。
目玉は「南極体験ゾーンでブリザードを体験」なのだが、これ以外の展示物も、かなりじっくりと見た。西堀さんの所持品もだが、彼のキャラクターを余す所なく紹介したあれこれから、勢いにまかせて、日本の探検家小列伝みたいな展示/案内まであり、記念館を出る頃には、もうすっかり西堀さんのファン&日本の冒険家についてのいっぱしの豆知識人(になったつもり)である。
その頃ミュージアムショップで販売していた西堀語録が載っている手帖も、危うく購入するところだった。結局の所、私の考える手帖価格よりずっと高価だったので、泣く泣く??あきらめたのである。具体的には忘れてしまったが、充実度、企画度とも、かなりのレベルで、ミュージアムショップには是非とも必要だと思われる機知とユーモアある物品も散見された。
西堀語録は、(寡聞な私見でなのだが)そのユニークさでは、水木しげる語録の次点かもしれない。その西堀語録をピックアップして、記念館が西堀栄三郎カレンダーを作成した。350円なので、たぶん卓上用だろう。ということを今日の京都新聞の記事で発見する。リベンジ到来!である。
今日のタイトル『石橋をたたけば渡れない』も西堀語録のひとつである。これは、物事を慎重に考え過ぎると、行動に移せない、という意味なのだろう。同じタイトルの西堀さんの本もある。レビューを見えれば、この本を読んで元気づけられ、勇気づけられた、とのコメントが書かれて☆がいっぱいついている。
そして偶然今日、Kちゃんから同様の意味のことを聞いた。
「目立つことしたら目をつけられて、睨まれたりイヤなことされたりするんやけど、そんなこと気にしーひんことにした。いちいち気にしてたら、何もできひんもんな」
今後しばらくは、彼女の目立ちまくりの日日が始まるが、それについてはまた。
子どもたちへの心配はいつも尽きないが、水をさすことだけは云わないよう、黙って心配だけしていることにしよう。
リスクを恐れていては、確かに自分の思うとおりに羽ばたくことはできない。昨年度のお兄ちゃんの、高校の先生方をずいぶん困惑させたに違いない(けれど温かく応援してくださったのは未だに大感謝である)リスキーな受験の日日を思い出して、確かに「石橋をたたいていては、渡れんなー」と頷いてしまう。それもバランス感覚あってのことではあるけどね。
ここの目玉である南極体験ゾーンで「零下25度の中、南極の吹雪を体験」するため、4年程まえの夏に家族で訪れたことがある。長めの越冬用のコートを貸してもらい、いざ体験スタート!
結果、殿堂のおススメ実験で、ゾーン潜入前に濡らしたハンカチはカチカチに凍り付き、短パンのためコートからはみ出た足が、南極の吹雪をモロに受けてしまったKちゃんは、泣きそうだった。体験としては、なかなか貴重。子供会の企画や小学校のお出かけ先としても人気がある。
目玉は「南極体験ゾーンでブリザードを体験」なのだが、これ以外の展示物も、かなりじっくりと見た。西堀さんの所持品もだが、彼のキャラクターを余す所なく紹介したあれこれから、勢いにまかせて、日本の探検家小列伝みたいな展示/案内まであり、記念館を出る頃には、もうすっかり西堀さんのファン&日本の冒険家についてのいっぱしの豆知識人(になったつもり)である。
その頃ミュージアムショップで販売していた西堀語録が載っている手帖も、危うく購入するところだった。結局の所、私の考える手帖価格よりずっと高価だったので、泣く泣く??あきらめたのである。具体的には忘れてしまったが、充実度、企画度とも、かなりのレベルで、ミュージアムショップには是非とも必要だと思われる機知とユーモアある物品も散見された。
西堀語録は、(寡聞な私見でなのだが)そのユニークさでは、水木しげる語録の次点かもしれない。その西堀語録をピックアップして、記念館が西堀栄三郎カレンダーを作成した。350円なので、たぶん卓上用だろう。ということを今日の京都新聞の記事で発見する。リベンジ到来!である。
今日のタイトル『石橋をたたけば渡れない』も西堀語録のひとつである。これは、物事を慎重に考え過ぎると、行動に移せない、という意味なのだろう。同じタイトルの西堀さんの本もある。レビューを見えれば、この本を読んで元気づけられ、勇気づけられた、とのコメントが書かれて☆がいっぱいついている。
そして偶然今日、Kちゃんから同様の意味のことを聞いた。
「目立つことしたら目をつけられて、睨まれたりイヤなことされたりするんやけど、そんなこと気にしーひんことにした。いちいち気にしてたら、何もできひんもんな」
今後しばらくは、彼女の目立ちまくりの日日が始まるが、それについてはまた。
子どもたちへの心配はいつも尽きないが、水をさすことだけは云わないよう、黙って心配だけしていることにしよう。
リスクを恐れていては、確かに自分の思うとおりに羽ばたくことはできない。昨年度のお兄ちゃんの、高校の先生方をずいぶん困惑させたに違いない(けれど温かく応援してくださったのは未だに大感謝である)リスキーな受験の日日を思い出して、確かに「石橋をたたいていては、渡れんなー」と頷いてしまう。それもバランス感覚あってのことではあるけどね。