紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

出馬!

2007-12-14 23:56:29 | ファミリー
 しかし今週の『ちりとてちん』は泣かせますなあ。私は毎朝、7時半にスタートする回をみているので、丁度、終わった頃に夫と顔を会わすことになる。もう終わって直ぐなんて半泣き状態なんで、とても声を出せる状態じゃ無い。だから朝の挨拶も出来ず、すれ違ってしまったりしている。(ごめんね、そういうことなのです)
 
 特に盛り上がる週には、必ず金曜日に山が来て、土曜日にもう一度山が来る、というサービスぶりには恐れ入る。しかも今週は、密かに(べつに堂々としていていいのだが)贔屓にしている筆頭弟子、草原さんの「自分を乗り越える」ストーリーでもあるので、彼の活躍と落語を見られて、大変うれしい。なんて撃フある器用なひとなんだろうな、桂吉弥さん。

 でも『ちりとて』話題は、また明日じっくりと書くことにして(あくまで予定)、今日はKちゃんの話である。

 たぶん今週の月曜だと思うが、彼女が学校から帰宅して台所にやってきて、いわくありげなかすかな笑顔で「やっちゃいました~♪」といった。お兄ちゃん流に云えば「出馬を決めた」。もちろん政界にではなく、生徒会本部役員に立候補を表明したのだ。

 先週には「今年はやめとくわ~」と云っていた。休み無しのハードな部活なので、生徒会活動で練習が欠けることを心配したのだ。
 ところが、小学校のときのクラスメイト全員から「え~~~!なんで出ぇへんの~??」 中学生になってからの友だちから「出ると思ってたのに~!」 先生方からも「出ぇへんのか?」

 もしかすると妙に律儀な彼女は、入試の面接のとき、「クラブも生徒会も入ってがんばりたいです」と言ったことを遵守するべきではないか?と考えたのかもしれない。

 しかし彼女が就きたかったャWションはもうひとり希望者がいて、結局のところは彼女に譲るかたちで「会計」をすることになってしまう。会計!?それはちょっと似合わないのでは?? 「大丈夫、まじめでキチンとした2年生の人と一緒やし」

 案の定、友だちからもクラブの先輩からも「なんで譲るの~~!?」「あかんやん、そんなんしたら~!」とブーイングの嵐だったそう。人気者ゆえの悲劇。譲ってあげてブーイングされるなんて、踏んだり蹴ったりだが、彼女らの気持ちはよくわかる。

 それでもともかく生徒会の中心メンバーになるわけなので、生徒会運営の中での意見は大声で言える。しかし、対抗馬がないからといって、立候補すれば自動的に着任できるほど中学校は甘くない。生徒の半数以上の了解をとらなければならない。信任選挙があるのだ。

 そのため推薦人を立て、ャXターを描き、マニフェストや公約をつくり、演説をし、選挙に臨まなくてはならない。ャXターや公約についての相談に乗ったり作戦を練ったり、それらの作成も深夜に及ぶ。テーマは「どうしたら、(真面目な先生の矛先をかわしながらも生徒のみなさんに)ウケるか?」 だから今週は母娘とも睡眠不足である。
  
 いまふと気付いて確認したら、2005年12月13日にブログをスタートしており、いつのまにか3周目に突入していました。だから私にとってアニバーサリーって無意味なんだよー、忘れるんだって。